来季ワールドセブンズシリーズの全コアチーム決定 女子の日本と男子のウルグアイが昇格
7人制ラグビー(セブンズ)の強豪国が約半年間、世界中を転戦しながらシーズンチャンピオンを決める国際サーキット「HSBC ワールドラグビー セブンズシリーズ 2023」に参加する全コアチームが決まった。
8月12日から14日(現地時間)にチリのサンティアゴで開催されたチャレンジャーシリーズで、男子はウルグアイ、女子は日本が優勝し、昇格決定。女子セブンズ日本代表は2017-2018シーズン以来のコアチームとなり、男子のウルグアイは初昇格で新しい歴史をつくる。
来季は、2024パリオリンピックの前年ということもあってイギリス代表が結成されることになり、男子はコアチームのイングランド、スコットランド、ウェールズがひとつのチームになってワールドシリーズ2023に参戦するため降格チームはなく、今季ワールドシリーズで1ラウンド(8月下旬のロサンゼルス大会)を残してコアチーム中最下位の男子セブンズ日本代表も残留することが決まっている。
女子は、イングランドがイギリス代表に置き換わる見通し。そして、ロシアのウクライナに対する軍事侵攻の影響でロシアラグビー協会が現在ワールドラグビー加盟資格停止中のため、女子セブンズロシア代表はワールドシリーズ2023欠場が決まり、2022シーズンにコアチームで最下位だったブラジルがステータスを維持することになった。
ワールドシリーズ2023は、2022年11月4日~6日に香港で開催される男子大会で幕を開け、12月2日~3日にドバイ、12月9日~11日にケープタウンで男女合同ラウンドが開催される予定。男子は全11ラウンド、女子は7ラウンドがおこなわれる。
コアチーム(男子:15、女子:11)は以下のとおり。
<HSBC ワールドラグビー セブンズシリーズ 2023 コアチーム>
【男子】
南アフリカ、オーストラリア、アルゼンチン、フィジー、アイルランド、アメリカ、フランス、イギリス、ニュージーランド、サモア、スペイン、ケニア、カナダ、日本、ウルグアイ
【女子】
オーストラリア、フランス、フィジー、アイルランド、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、イギリス、スペイン、ブラジル、日本