国内 2022.07.20

菅平から広がるラグビーの絆。「SEINAN ラグビーマガジンCUP 関東ミニ・ラグビー交流大会2022 supported by canterbury」開催

[ 編集部 ]
菅平から広がるラグビーの絆。「SEINAN ラグビーマガジンCUP 関東ミニ・ラグビー交流大会2022 supported by canterbury」開催
2日目に行われた山梨県RS-北海道バーバリアンズジュニア戦。各チームとも1日目からたくましく成長した姿を見せた(撮影/松本かおり)


 コロナ禍による2年間の中止を経て3年ぶりの開催となった「SEINAN ラグビーマガジンCUP 関東ミニ・ラグビー交流大会2022 supported by canterbury」の第2日が、7月18日(月・祝)に行われた。今大会は参加18チームが自己申告でA(12チーム)、B(6チーム)の2グループに分かれ、各チームが2日間で3試合ずつをプレー。2日目は朝から好天に恵まれ、ふかふかの芝生のグラウンドを舞台に爽やかな熱戦が展開された。

 初日の序盤戦ではここ2年思うように練習や試合をできなかった影響を感じるシーンも時折見られたが、伸び盛りの世代らしく、どのチームも試合を重ねるたびにレベルアップしたパフォーマンスを発揮。最終戦となった2日目のゲームでは目を見張るような好プレーが数多く繰り広げられ、あらためて子どもたちの底知れない成長力を実感する機会となった。同時に、こうしたプレーの場を作り出すことが、ラグビーの普及と発展において不可欠であることも再確認された。

 普段接する機会のない遠方のスクールで活動する同世代の仲間と、夏ラグビーの聖地・菅平でゲームを通して親交を深めた経験は、これからの人生において貴重な財産となるはずだ。それは、コロナ禍で活動が困難な時期を乗り越えてきた各スクール関係者や、選手たちをサポートしてきた保護者にとっても同じだろう。ここで生まれたラグビーの絆がさらに大きく広がり、いつまでも続いていくことを願いたい。

小学生とはいえプレーは迫力あり。高崎RC-大和RS戦(撮影/松本かおり)

<大会結果>
◆1日目
小金井RS 15-30 相模原RS
柏RS 0-55 宇都宮RS
江東RC 35-5 田園RS
浦和RS 35-0 上郷RS
世田谷区RS 15-5 練馬RS
千葉市RS 10-35 常総JRFC
柏RS 25-35 小金井RS
宇都宮RS 15-30 相模原RS
浦和RS 10-50 江東RC
上郷RS 10-40 田園RS
千葉市RS 0-45 世田谷区RS
常総JRFC 15-30 練馬RS
北海道バーバリアンズJr 20-40 ワセダクラブ
BLUES RC 0-75 大和RS
高崎RC 70-0 山梨県RS
北海道バーバリアンズJr 0-55 大和RS
BLUES RC 10-60 山梨県RS
高崎RC 45-15 ワセダクラブ

◆2日目
相模原RS 55-0 柏RS
江東RC 50-10 上郷RS
小金井RS 45-15 田園RS
世田谷区RS 35-10 常総JRFC
千葉市RS 5-55 練馬RS
北海道バーバリアンズJr 45-10 山梨県RS
BLUES RC 15-80 ワセダクラブ
高崎RC 35-5 大和RS

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