日本代表 2022.06.09
エマージングブロッサムズで田村&立川のコンビ復活。辻雄康、メイン平など若手にもチャンス。

エマージングブロッサムズで田村&立川のコンビ復活。辻雄康、メイン平など若手にもチャンス。

[ 編集部 ]
エマージングブロッサムズの5番をつける辻雄康

 NDSにはフレッシュなメンバーも多く、東京サントリーサンゴリアスで活躍して招集されたLO辻雄康も注目株のひとりだ。「呼んでいただけたことに感謝しています。代表メンバーになれるように、自分としては一歩ずつ積み重ねてきたことが評価されたんじゃないかと感じています」と言う辻。フィジカルの強さがフィーチャーされがちだが、その強みもしっかり伸ばしながら、ブレイクダウンの寄りやリリースなど細かいプレーも意識して取り組み、成長してきた。念願の日本代表に近づき、当然、来年のワールドカップも目指している。「先発に選んでいただいたのは嬉しいし、自分にとってチャンスだと感じています。いいパフォーマンスをすることだけ。目の前にあることに対して100%で取り組み、結果を残せるようにチャレンジしていきたいです」

 そして、追加招集でNDS入りした21歳のメイン平もリザーブとしてトンガサムライフィフティーンに挑むチャンスを与えられた。「将来は15番を背負える選手になりたい」というメインだが、WTBとしても期待されている。
 堀川HCはメインについて、「すばらしいポテンシャルを持った、将来有望な選手」と評価。本人はリーグワンでのプレーを振り返り、「日本代表に入れるほどのパフォーマンスをしてないなと思っていたので、追加招集で呼ばれたときはビックリしました」とのことで、いまは日本代表にチャレンジするというより、「NDSでどれだけ自分の力を発揮できるかということにフォーカスしています。そのあとに結果はついてくると思うので、自分がいまできることをしっかり頑張りたいです」と語った。

エマージングブロッサムズで最年少のメイン平

<EMERGING BLOSSOMS 試合登録メンバー>
※ capは日本代表キャップ数

1.三浦 昌悟(トヨタヴェルブリッツ/7 caps)
2.堀越 康介(東京サントリーサンゴリアス/4 caps)
3.淺岡 俊亮(トヨタヴェルブリッツ/―)
4.ヴィンピー・ファンデルヴァルト(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪/18 caps)
5.辻 雄康(東京サントリーサンゴリアス/―)
6.シオネ・ラベマイ(東芝ブレイブルーパス東京/―)
7.嶋田 直人(横浜キヤノンイーグルス/―)
8.セル ホゼ(花園近鉄ライナーズ/―)
9.茂野 海人(トヨタヴェルブリッツ/13 caps)
10.田村 優(主将/横浜キヤノンイーグルス/68 caps)
11.根塚 洸雅(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/―)
12.立川 理道(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/55 caps)
13.ラファエレ ティモシー(コベルコ神戸スティーラーズ/27 caps)
14.竹山 晃暉(埼玉パナソニックワイルドナイツ/―)
15.尾崎 晟也(東京サントリーサンゴリアス/3 caps)

〔リザーブ〕
16.中村 駿太(東京サントリーサンゴリアス/―)
17.海士 広大(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/―)
18.津嘉山 廉人(横浜キヤノンイーグルス/―)
19.秋山 大地(トヨタヴェルブリッツ/―)
20.大戸 裕矢(静岡ブルーレヴズ/4 caps)
21.飯野 晃司(東京サントリーサンゴリアス/―)
22.テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス/9 caps)
23.小山 大輝(埼玉パナソニックワイルドナイツ/―)
24.メイン 平(リコーブラックラムズ東京/―)
25.テアウパ シオネ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/3 caps)

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