NTTドコモレッドハリケーンズ大阪から元U20日本代表のHO牛原寛章らが退団
来季へ向けてチームを再編するNTTドコモレッドハリケーンズ大阪は5月26日、2022シーズンをもって退団することが決まった選手・スタッフを発表した。
元U20日本代表で7年在籍したHO牛原寛章(29歳)が退団となり、「レッドハリケーンズでは素晴らしい時間を過ごすことができましたし、私のラグビーキャリアの中でも最高の経験の一つになりました。2度の降格・昇格だったりどんな結果になった時も、ファンの皆様からの熱い応援と会社の方々からのサポートがあったおかげで、常に前を向いて全力でプレーすることができました。家族、チームメイト、チームスタッフ、それからレッドハリケーンズのファンの皆さんに感謝を伝えたいです」とコメント。進路については未定だが、「今後もチャレンジし続けていきたいと思います」と述べた。
牛原と同期で2015年から在籍していたPR岡部瞬(29歳)もレッドハリケーンズから退き、社業に専念する予定。「7シーズン、辛い時も楽しい時も全力でやり切ることができ、本当に幸せな気持ちでいっぱいです。ここまで私と一緒に戦ってくれたチームメイト・スタッフ・ファンの皆様、そして自分をラグビー選手として育ててくれたこれまでの指導者の方々、いつも支えてくれた家族に感謝を伝えたいです。ここで培った経験を次のステップに活かして頑張ります」とコメントした。
そして、5年在籍した元ジュニア・ジャパンのFL李智栄(27歳)も新しい道に進む。充実した5年間だったと振り返る李は、「これからも自分と向き合い続け人生を楽しんでいきます。また、どんな時でもチームを応援してくださったファンの皆様、本当にありがとうございました。最後まで闘えたのは間違いなく皆様のおかげです。これからも『感動』や『興奮』を届けるために頑張っていきますので応援よろしくお願いします。出逢えたご縁に感謝します」とコメントした。
そのほか、NO8横山大輔(28歳)も6年在籍したチームを離れ、社業に専念する。2年在籍したPR山川力優(25歳)も退団することが決まった。
さらに、南アフリカ出身のLOルアン・フェルマーク(24歳)とFBジアニ・ロンバート(24歳)は帰国となり、元スコットランド代表のCTBニック・グリッグ(29歳)もレッドハリケーンズを去ることになった。
スタッフでは、8年在籍した服部美幸・ヘッドアスレティックトレーナーや、かつて日本代表スタッフとしても活躍した佐藤秀典・通訳らが退団する。
なお、今回の発表は、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安との再編に関わるものではないとのこと。