国内 2022.04.24

サンゴリアスがブラックラムズを下し首位快走 シャイニングアークスは入替戦圏内脱出

[ 編集部 ]
サンゴリアスがブラックラムズを下し首位快走 シャイニングアークスは入替戦圏内脱出
サンゴリアスの両翼は尾崎兄弟が揃って先発。写真は弟・泰雅(撮影:高塩 隆)


 国内ラグビーのリーグワンは、4月24日に計4試合がおこなわれ、ディビジョン1では、東京サントリーサンゴリアスが13勝目を挙げて首位を快走、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安は9位に浮上して入替戦出場圏内を脱出した。

 サンゴリアスは秩父宮ラグビー場でリコーブラックラムズ東京と対戦し、30-3で勝利。
 チームに勢いをつけたのはルーキーで、開始早々、背番号7をつけてこの試合がデビューとなった慶大出身FL山本凱の強烈なタックルからターンオーバーして攻め込み、CTB中野将伍がゴールに持ち込み先制した。
 12分にはラインアウトからモールで押し込みトライ。
 サンゴリアスはその後、危険なタックルをした選手にイエローカードが提示されたが、数的不利になっても主導権を握り続け、20分にはラインアウトからモールで中央方向へ動いたあと、ブラインドサイドにボールを動かしSH齋藤直人がフィニッシュ。
 前半を20-0で折り返すと、46分(後半6分)にも敵陣深くに入って攻め込み、WTB尾崎泰雅がタッチライン際で粘ってFBダミアン・マッケンジーにつなぎ、チーム4トライ目が生まれた。

 一方、ブラックラムズは52分にスクラムで奮闘して相手の反則を引き出し、ペナルティゴール(PG)で得点したが、サンゴリアスの堅いディフェンスからトライを奪うことはできなかった。

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