サンゴリアスがリーグワン首位キープ　レッドハリケーンズを圧倒しBPも獲得

　リーグワンのディビジョン1で首位を走る東京サントリーサンゴリアスが4月9日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場でおこなわれた第12節でNTTドコモレッドハリケーンズ大阪を42－3と圧倒し、11勝1敗となり総勝点を51に伸ばした。
　暫定10位のレッドハリケーンズは3勝9敗（総勝点14）となった。

　序盤は強風にも苦労し、相手にペナルティゴールで先制されたサンゴリアスだが、前半33分、SOダミアン・マッケンジーから鋭いフラットパスをもらったFL飯野晃司が抜け、ゴールへ走り切り逆転した。
　37分にはクイックタップから仕掛け、CTBサム・ケレビがディフェンスを破り追加点。

　14－3で迎えた後半も、レッドハリケーンズが積極果敢に挑んだが、サンゴリアスはPR垣永真之介がブレイクダウンでジャッカルを連発してチームを鼓舞すると、55分（後半15分）にはスクラムからの展開でバックスがゲインしたあと、走り込んできたNO8テビタ・タタフが抜け、点差を広げた。
　そして、途中出場でデビューを果たしたバックローの箸本龍雅など、サンゴリアスはリザーブも奮闘し、終盤にもトライを重ね、3トライ差以上で得られるボーナスポイント（勝点1）も獲得した。