国内 2022.03.06

2部の花園近鉄ライナーズは5試合連続の大勝 3部の豊田自動織機シャトルズ愛知は全勝キープ

[ 編集部 ]
2部の花園近鉄ライナーズは5試合連続の大勝 3部の豊田自動織機シャトルズ愛知は全勝キープ
後半27分、モールから抜けてトライを決めた花園近鉄ライナーズの横井隼(撮影:平本芳臣)


 ディビジョン1への昇格を目標とする花園近鉄ライナーズが、リーグワン・ディビジョン2の第6節でも相手チームを圧倒した。3月6日にホームの東大阪市花園ラグビー場でマツダスカイアクティブズ広島と対戦し、76-12で勝利。50得点以上での大勝は5試合連続となった。

 一方のスカイアクティブズ広島は、開幕から6連敗。

 前半、スカイアクティブズ広島がスペースをうまく使った展開アタックで得点し、FWのモールとパワーを活かした攻撃もあって2トライを挙げ、一時リードされた花園近鉄ライナーズだが、24分に同点に追いつく。そして、26分にはSOクウェイド・クーパーが相手にプレッシャーをかけてターンオーバーし、CTBステイリン パトリックのキックパスからCTB小野木晃英の勝ち越しトライにつながった。

 今季初出場の小野木は51分(後半11分)にも躍動。ライナーズは、FB竹田宜純のハットトリックやLOサナイラ・ワクァの4トライを含め、計12トライを挙げ大勝となった。

豊田自動織機シャトルズ愛知の畠山健介

 同日、愛知県のパロマ瑞穂ラグビー場ではディビジョン3の試合がおこなわれ、首位の豊田自動織機シャトルズ愛知が中国電力レッドレグリオンズを62-8と圧倒している。

 シャトルズは開幕から負けなしの7連勝(3つの不戦勝を含む)。
 レッドレグリオンズは実戦未勝利が続く(1試合不戦勝)。

 この試合では、アメリカから帰国して3季ぶりに日本ラグビー界に復帰した元日本代表PRの畠山健介がシャトルズの3番をつけ、リーグワン初登場。セットプレーだけでなく、フィールドプレーでも魅せ、前半35分にはハーフウェイでブレイクダウン後、すばやいピックアップから切り込んでオフロードでSH末拓実につなぎ、ビッグゲインをアシスト、SO清水晶大のトライにつなげている。畠山は57分(後半17分)にベンチへ下がるまで奮闘し、勝利に貢献した。

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