日本代表
2021.11.21
英雄がスコットランド代表トライ記録を更新。日本代表戦はまたもメモリアルな舞台に
スコットランドラグビーの歴史に名を刻んだキャプテンは、喜びを爆発させたトライシーンを振り返った。同国の歴史に残る名キャプテンといえば、現在NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安に所属する、SHグレイグ・レイドローがいる。
「グレイグとは、今でもよく連絡をとっている。彼は本当に日本での生活を楽しんでいるようだ。今日も、試合が終わってすぐにお祝いのメッセージがきていたよ」
ラグビー界での日本とスコットランドの関係は、2019年ワールドカップでの因縁だけには留まらないようだ。実際に試合前日の会見で、スコットランドラグビー界にとっては大きな悲劇となったワールドカップでの日本戦について聞かれたホッグは、「あれはもう相当前の話だし、リベンジなどという感情はまったく持っていない」と、余裕のコメントを残していた。
また、オーストラリアに23-32と健闘はしたが、アイルランドに5-60で大敗し、格下のポルトガルを相手に38-25の辛勝で終わった日本は、明らかに不調と見られていた。トップリーグの中断に加え、2019年ワールドカップ以来今年の夏までテストマッチを一切行えなかった日本代表が、本調子ではないのは当然だろう。そんな状況に置かれたチームにしては、いい戦いを見せていたという見方もある。