名手セクストンが日本と初激突、アイルランド代表100キャップへ！　ライオンズも多数先発

　かつて世界最高のラグビー選手と称えられたアイルランドの英雄、ジョニー・セクストンが、11月6日にダブリンのアビバスタジアムでおこなわれる日本代表戦で10番を着て先発することになった。セクストンにとってはアイルランド代表として100キャップ目の記念試合となる。
　ブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズとしても6キャップを持つ経験豊富なスタンドオフだが、自身が日本代表とぶつかるのは今回が初めて。「静岡の衝撃」と呼ばれた2019年ワールドカップの日本戦（19－12で日本が勝利）にはセクストンは出場しておらず、アイルランド代表は今年7月の再戦でリベンジを果たすことになったが、36歳のセクストンは休養のためスコッドに入っていなかった。
　2018年のワールドラグビー年間最優秀選手であるセクストンは、38歳で迎える2年後のワールドカップでも活躍が期待されており、今度の日本戦ではキャプテンとしてフィールドに立ち、存在感を見せる。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【ＷＯＷＯＷ×ラグビー日本代表】アイルランド戦（11/6）とスコットランド戦（11/20）を生中継！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　そのほか、英国とアイルランドの精鋭を集めて4年に一度結成されるブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズに招集されたため今夏のアイルランド代表には不在だったPRアンドリュー・ポーター、PRタイグ・ファーロング、LOタイグ・バーン、NO8ジャック・コーナン、CTBバンディー・アキもスターティングメンバーに名を連ね、リザーブにはライオンズで主将を務めたSHコナー・マレーや同じくライオンズ戦士のLOイアン・ヘンダーソン、ワールドカップ3大会出場の経験があるベテランのPRキアン・ヒーリー、WTBキース・アールズらが入っており、強力な布陣となる。

　また、ニュージーランド出身の元マオリ・オールブラックで昨年11月にアイルランド代表デビューを果たしたジェームズ・ロウが、けがから回復して左WTBで先発。ミッドフィールドは、ライオンズ戦士でもあるロビー・ヘンショウが負傷のため不在だが、今夏に肩の手術を受けたギャリー・リングローズが復活しており、アキとのCTBコンビも脅威だ。

＜アイルランド代表　試合登録メンバー／2021.11.6　vs 日本＞
※ キャップ数はアイルランド代表のみ。ブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズは含まない。

1．アンドリュー・ポーター（レンスター／37 caps）
2．ローナン・ケレハー（レンスター／13 caps）
3．タイグ・ファーロング（レンスター／49 caps）
4．タイグ・バーン（マンスター／22 caps）
5．ジェームズ・ライアン（レンスター／37 caps）
6．ケイラン・ドリス（レンスター／9 caps）
7．ジョシュ・ヴァンダーフリヤー（レンスター／32 caps）
8．ジャック・コーナン（レンスター／20 caps）
9．ジェイミソン・ギブソンパーク（レンスター／10 caps）
10．ジョニー・セクストン（主将／レンスター／99 caps）
11．ジェームズ・ロウ（レンスター／6 caps）
12．バンディー・アキ（コナート／31 caps）
13．ギャリー・リングローズ（レンスター／34 caps）
14．アンドリュー・コンウェイ（マンスター／25 caps）
15．ヒューゴ・キーナン（レンスター／13 caps）

〔リザーブ〕
16．ダン・シーハン（レンスター／―）
17．キアン・ヒーリー（レンスター／109 caps）
18．フィンリー・ビーラム（コナート／16 caps）
19．イアン・ヘンダーソン（アルスター／63 caps）
20．ピーター・オマーニー （マンスター／76 caps）
21．コナー・マレー（マンスター／89 caps）
22．ジョーイ・カーベリー（マンスター／24 caps）
23．キース・アールズ（マンスター／93 caps）