セブンズ
2021.07.31
【東京五輪/女子】準決勝激闘。NZが延長戦でフィジーに劇的勝利。フランスは英国に競り勝つ
第2試合ではヨーロッパ勢のフランスとイギリスが対戦し、フランスが26-19で競り勝った。
序盤、フランスの2大トライゲッターであるアンヌ=セシール・シオファニとセラフィーヌ・オケンバが躍動してトライを重ねたのに対し、イギリスは、こちらも最速のフィニッシャーであるジャスミン・ジョイスが自陣から中央突破で走り切り、この試合も接戦を予感させた。
リードを広げたいフランスは6分、キックチェイスに競り勝ったコラリー・ベルトランがトライゲッターとなり、21-7とする。
しかしイギリスは食らいつき、前半最後、ハーフウェイからまたも背番号1のジョイスが走り切り、点差を詰めて折り返した。
だが、後半もフランスの立ち上がりがよく、開始17秒でシオファニがファイブポインターとなり、26-12。
それでも粘るイギリスは4分、ハナ・スミスがトライを挙げ、コンバージョンも決まり、7点差とした。
追いつきたいイギリスはラスト、敵陣で懸命に攻めた。しかし、フランスがブレイクダウンでプレッシャーをかけて反則を引き出し、熱闘はノーサイドとなった。
ニュージーランド対フランスの決勝と、フィジー対イギリスの3位決定戦は、同日夕方におこなわれる。
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