女子 2021.07.24

黒木が五輪スコッド入り。山中は13番目の選手へ。女子セブンズ日本代表、決戦への準備進める。

[ 編集部 ]
黒木が五輪スコッド入り。山中は13番目の選手へ。女子セブンズ日本代表、決戦への準備進める。
練習を終えての一枚。代表選手、バックアップ選手が一体となって準備を進める。(撮影/松本かおり)



 7月23日に開会式がおこなわれた東京オリンピック。ラグビー(セブンズ)は男子が7月26日から3日間実施され、女子は同29日から3日間にわたり戦いが繰り広げられる。

 7月24日には、女子セブンズ日本代表のメンバー交代が発表された。
 12人のスコッドに入っていた松田凜日が負傷のためチームから離脱し、バックアップメンバーだった黒木理帆が代表入りした。

 また、13番目(alternate athletes/交替選手)のプレーヤーとして、バックアップメンバーの中から山中美緒が登録された。
 コロナ禍により今五輪では、事前に(大会に)13選手を登録し、その中から各試合ごとに12選手を登録できるようになった(競技開始の36時間前まで、負傷などによる選手変更は可能)。

 7月24日、女子セブンズ日本代表は熊谷ラグビー場で練習をおこない、その模様を報道陣に公開した。
 セットプレーなどから対戦相手を想定した攻守を確認。照りつける日差しの中で、1時間ほど汗を流した。

 練習の最後には全員で写真に収まると同時に、バティヴァカロロ ライチェル海遥、清水麻有の両共同主将が決意表明をおこなった。

 ライチェル共同主将は、「昨日の開会式でやっと始まったなと感じ、わくわくしています。29日の初戦、オーストラリア戦から全力で戦えるようにします。大きな桜を咲かせられるように頑張っていきたいと思います」と話した。

 清水共同主将も「このような状況の中で大会が開催されることに感謝しています。選手一同、これまで練習してきたことを発揮できるように、全力で戦いたいと思います。応援、よろしくお願いします」と、選手全員の気持ちを伝えた。

代表入りとなった黒木理帆。(撮影/松本かおり)

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