NECグリーンロケッツの新エンブレム発表 “宇宙一輝く星”を目指す
NECは、同社のラグビーチーム(NECグリーンロケッツ)と女子バレーボールチーム(NECレッドロケッツ)の運営強化とスポーツビジネスの事業拡大を目的とした新組織「スポーツビジネス推進本部」を6月1日付けで立ち上げ、千葉ジェッツふなばし(プロバスケットボールチーム)の創設者であり、アビスパ福岡(プロサッカークラブ)の経営に参画したこともある梶原健氏が同本部長に就任したと発表した。
NECグリーンロケッツとNECレッドロケッツは、梶原本部長のもと全面的なチーム改革をおこない、これまで築き上げてきた歴史を継承しながら、チームのリブランディングに着手、新シーズンに向けてチーム強化、ファンサービスの充実、アカデミー・スクールの立ち上げも含めた地域コミュニケーションを強化し、さらなる飛躍を目指すという。
また、リブランディングの第一弾として、両チームの理念、スローガン、新エンブレムも決まった。
NECロケッツ(NECグリーンロケッツ/NECレッドロケッツの総称)の理念は「スポーツを通じて、より良い社会づくりに貢献し、NECロケッツに関わるすべての皆さまに愛され、必要とされる存在になる」。
スローガンは、【「Always above!」 常に上昇せよ!】に決まった。
そして新エンブレムは、NECにとって「挑戦」の象徴であるロケットが描かれ、ロケット胴体部の三層のラインは、ロケットに搭乗しているチーム、サポーター、コミュニティをそれぞれ表している。ロケットの中央には、NECブランドステートメントの“タクト”が配されており、中心の軸となっている。ロケットの先端と末端、そして両翼は、四方八方へと広がる構図で「縦横無尽」を意味しているという。ひとつになったみんなの魂をロケットの原動力に、“宇宙一輝く星”を目指し前進し続けるという想いが込められている。
NECグリーンロケッツは来季スタートの新リーグへ向け、前オーストラリア代表ヘッドコーチでワールドラグビー年間最優秀コーチ賞を受賞したこともある名将マイケル・チェイカがディレクター・オブ・ラグビーに就任し、改革に取り組んでいる。また、千葉県東葛エリアをホームタウンとし、チーム名を「NECグリーンロケッツ東葛」に改称する(ホームタウン、チーム名はリーグの正式承認をもって決定予定)。
ロケットは発射に向け、順調に整備を進めている。