白組1位はパナソニック、2位神戸、3位ドコモ、4位リコー…。赤組のホンダは今季初勝利。
そして、開幕からの6試合で獲得トライ総数はわずか「8」だったHonda(ホンダ)は、福岡・ミクニワールドスタジアム北九州でおこなわれたレッドカンファレンスの最終節で三菱重工相模原ダイナボアーズを相手に9トライを挙げ、55-7で今季初勝利に歓喜した。
ホンダは前半のほとんどを敵陣でプレーした。16分にラインアウトからモールで押し込み先制すると、22分にはスクラムからのムーブでCTB森川海斗が力強く走り切ってトライを挙げた。
そして26分、三菱重工相模原のCTBローランド・アライアサが危険なプレーで一発退場を命じられ、人数のバランスは崩れてしまった。
数的有利となったホンダは29分、敵陣深くでフェイズを重ね、この日3つ目のトライを獲得。三菱重工相模原は14人で奮闘したが、ホンダは39分、SO呉洸太からのキックパスをフリーでキャッチしたFBマット・ダフィーが難なく5点を追加した。
24-0で折り返したホンダは後半早々、ラインアウトからモールを組みロングドライブで得点に成功。
三菱重工相模原は49分(後半9分)に敵陣深くのラインアウトスチールから攻め込み、NO8ヘイデン・ベッドウェル-カーティスがトライを奪い返したが、この日ディフェンスでも集中力高かったホンダが許したのはその1本のみ。
ホンダはこれまでのうっ憤を晴らすかのように最後までアグレッシブにプレーし続け、FBダフィーのハットトリック達成を含め4トライを追加し、快勝となった。
ホンダは1勝6敗(総勝点6)となり、レッドカンファレンスの最下位を脱出。三菱重工相模原は1勝1分5敗(総勝点6)となり、両チームとも、11日におこなわれる宗像サニックス×東芝戦後に最終順位が確定する。
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