国内 2021.04.04
神戸製鋼×パナソニックの全勝対決はドロー。東芝とリコーは久々笑顔、ホンダとNECは6連敗

神戸製鋼×パナソニックの全勝対決はドロー。東芝とリコーは久々笑顔、ホンダとNECは6連敗

[ 編集部 ]
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リコーの勝利に貢献しマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたブロードハースト マイケル(撮影:松本かおり)

 東京・秩父宮ラグビー場ではNEC×リコー戦がおこなわれ、リコーが37-15で制した。

 リコーは前半26分までに3トライを挙げて主導権を握った。
 6分、敵陣深くのスクラムで押し勝ってチャンスとなり、最後はFLブロードハースト マイケルがピック&ドライブでインゴールにねじ込んだ。12分にはWTBネタニ・ヴァカヤリアの突破から攻め込み、SOアイザック・ルーカスが好判断で敵の頭を越えるパスを左に通し、WTBキーガン・ファリアがトライ。26分には自陣からアタックを継続してテンポよくボールをつなぎ、LOジェイコブ・スキーンがフィニッシュした。

 リコーは22-3で迎えた後半の序盤にもWTBヴァカヤリアの好走からチャンスとなり、さらにHO武井日向、PR笹川大五も連続ゲインでゴールに迫り、WTBファリアが5点を追加した。

 NECは50分(後半10分)にようやくこの日最初のトライを挙げ、54分にも敵陣深くののペナルティキックから攻めてCTBマリティノ・ネマニがゴールラインを越え、12点差に詰めたが、リコーはその3分後、入替で入ったばかりのSH山本昌太がキックチャージからトライを奪い返し、流れを引き戻した。リコーは75分にもWTBヴァカヤリアが躍動して加点し、連敗を3で止めた。

 リコーはこれで2勝4敗(総勝点12)。NECは0勝6敗(総勝点1)となった。

 なお、秋田のソユースタジアムで予定されていた日野レッドドルフィンズ対キヤノンイーグルス戦は、日野に新型コロナウイルス感染症の陽性者と体調不良者が確認されたことを受け、試合の2日前に中止が決まっていた。
 代替試合は設けられず、トップリーグ規約に基づき、両チームには勝点2ずつ加算されている。それまで1勝4敗だった日野は総勝点7となり、2勝3敗だったキヤノンは総勝点11となった。


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