国内 2021.04.04
神戸製鋼×パナソニックの全勝対決はドロー。東芝とリコーは久々笑顔、ホンダとNECは6連敗

神戸製鋼×パナソニックの全勝対決はドロー。東芝とリコーは久々笑顔、ホンダとNECは6連敗

[ 編集部 ]
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味方選手のランにいつもサポート。運動量豊富な東芝FLマット・トッド(撮影:平本芳臣)

 前節でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに惨敗し、1勝4敗と苦しんでいた東芝だが、東大阪市花園ラグビー場でHonda(ホンダ)に53-17と快勝した。

 前半4分に、ホンダがSO朴成基のキックパスから先制トライを挙げるも、東芝は9分、敵陣深くの相手ボールスクラムでプレッシャーをかけてペナルティキックを得、ラインアウトに移り、ドライビングモールで5点を奪い返した。
 12分にはLO梶川喬介のターンオーバーからワイドにボールを動かし、CTBセタ・タマニバル、FLマット・トッドと好走が続き、最後はWTBジョネ・ナイカブラがゴールへ駆け抜けた。
 両チームともPGで加点し、18-10で迎えたハーフタイム前には、元ニュージーランド代表のタマニバルが敵陣22メートルライン手前からホンダのディフェンスを破ってトライゲッターとなり、25-10で折り返した。

 東芝は45分(後半5分)にもタマニバルの突破からチャンスを広げ、SH高橋昴平がトライ。60分にはFWがゴール前でパワープレーを繰り返し、ゲームキャプテンのFLリーチ マイケルがフィニッシュし、点差を広げた。73分にはSOジャック・ストラトンからのキックパスをキャッチしたWTBナイカブラがタックラーを振り切って加点し、勝負あり。 

 ホンダは76分、ダイナミックに走ったPRマティウス・バッソンのビッグゲインで作ったチャンスをWTB尾又寛汰のトライにつなげたが、最後は東芝が7トライ目を奪い50点超えとなった。

 東芝はこれで2勝4敗(総勝点11)、ホンダは0勝6敗(総勝点1)となった。

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