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2021.03.26
日本協会が2050年までの超長期的ビジョン・目標、2021-24中期戦略計画を発表
<前中期計画レビュー(総括)>
●2016年の見直し時に設定した各種目標に関しては、新型コロナウィルスによる大会中止などの影響を受けた総観客数と7人制日本代表の目標以外はすべて達成された。
●日本代表のブランディングや運営面のスタンダード向上による代表戦の集客向上、スーパーラグビーを活用した代表強化、RWC2019開催地と連携したレガシーの創出、小学校でのタグラグビー授業やカジュアルラグビーを活用した参画者の拡大などは、戦略に基づき各担当部門が推進することにより、成果を残すことができた。
●一方で、組織基盤や国際戦略の強化や組織連携といった部分に関しては課題が残り、トップリーグの地域連携をキーにした新たな展開などについては、本戦略計画期間内では大きな成果には至らなかったが、さまざまな議論を経て多くのステークホルダーとの協力のもと発足する新リーグに受け継がれ、今後の進展が期待される。
●戦略計画として一定の成果は上げられたと評価できるが、計画見直し時に重要成功要因として挙げた、戦略遂行のための体制整備に関しては実行できておらず、そのため組織全体として統合された戦略推進が行われたとは言い難く、計画の運用面としての課題が残った。