国内
2021.03.09
トップリーグ、第4節はここを見る。チーム史上最高の勢いに乗るクボタと、伝統の府中ダービーに注目!【J SPORTSで全試合LIVE配信】
パンデミック禍の影響を受けて開幕延期、各チームが年間スケジュールの変更を強いられた今季のトップリーグも3節を終了。プレーオフトーナメントに向け、そろそろ順位が気になる時期となってきた。
◆2019南ア優勝組の一人は、その原動力となったLOの、フランコ・モスタート。Hondaで奮闘
3月13日と14日に開催される第4節、ラグビーリパブリック/ラグビーマガジン注目のカードはこの2つ。
◆3月13日(土)14時@東京・秩父宮
東芝vsサントリー
◆3月14日(日)13時@千葉・オリプリ
クボタvs Honda
疾風迅雷と捲土重来の府中ダービー
東芝vsサントリー
サントリーの勢いが止まらない。縦横無尽にボールをつなぎまくるスタイルは今季も健在。ピッチ上の15人全員が80分間走り回り、疲れ知らずのフィットネスを見せつける。手元に資料は無いが、GPSの走行距離データは、他のどのチームよりも突出していることだろう。疾風迅雷、今季トップリーグ最多の75得点を2度記録、早くも得失点差は150に到達している。
今季トップリーグ参加の外国人選手の中で最注目の1人が、ワールドラグビー年間最優秀選手賞を2016年と2017年の2年連続で受賞したNZ代表SO/FBボーデン・バレット。ここまでの3試合すべてにSOで先発、2トライ21ゴールの52を記録。圧巻のオフロード、忠実なサポート、献身的なディフェンス、そして正確なキックを披露、期待通りの活躍で会場を沸かせている。
注目はバレットばかりではない。キャプテンで日本代表の中村亮土、豪州代表のサム・ケレビが形成する強力CTB陣、現日本代表の流大とこれから代表入りを狙う齋藤直人が競うSH、力強い突破を繰り返すテビタ・リーと新加入の中野将伍が位置する両翼などなど、見どころは尽きない。