ワールドカップ 2021.03.03

「最高の大会にするため」。ワールドカップ2021(女子)は開催延期へ

[ 編集部 ]
「最高の大会にするため」。ワールドカップ2021(女子)は開催延期へ
大会はオークランドを中心に開催される予定になっている。(Getty Images)

 ラグビーワールドカップ2021(女子)の開催が延期されそうだ。
 当初の予定では、今年の9月18日〜10月16日にニュージーランドで実施されることになっている。来年の開催が見込まれる。

 ワールドラグビーが日本時間の3月2日の深夜(27:00過ぎ)に発表した。3月8日、9日に開催されるワールドカップ理事会とワールドラグビーの執行委員会で検討される。

 新型コロナウイルスの世界的感染拡大が収束しない状況下での判断だ。
 開催地のニュージーランド政府、同国ラグビー協会や主要パートナーとの話し合いの中、より良い環境の中での開催こそ、チームや選手、ファン、現地の人々をはじめとした世界中のラグビーファミリーにとって最高の大会になるとみている。

 参加各チームが十分な準備をできない背景に加え、世界的な渡航制限や、現地到着後の隔離措置、それによる準備の不自由さがあることなども考慮されている。

 大会出場を目指す女子日本代表は現在、和歌山で合宿中だ。
 3月に香港で予定されていたアジア地区予選の開催は中止され、本大会出場は確定していない。
 アジアからの出場チームは、カナダ、アメリカ、ヨーロッパ予選1位と戦うことになっている。

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