各国代表
2021.02.14
黒星発進のイングランドが欧州連覇へ向け再起動 イタリアを下す
ラグビーのヨーロッパ最強国を決める「シックスネーションズ」は現地時間2月13日に第2節の試合がおこなわれ、黒星発進していたディフェンディングチャンピオンのイングランド代表は、地元ロンドンのトゥイッケナムスタジアムでイタリア代表に41-18で勝った。6トライを挙げてボーナスポイントも獲得し、総勝点を6に伸ばした。
イングランドは38年ぶりにホームでスコットランドに敗れた第1戦と同様、序盤から反則が続き、世界ランキング14位の格下イタリアに先制トライを許した。
それでも、13分にゴール前のパワープレーでLOジョニー・ヒルが5点を奪い返し、8-8で迎えた25分にはテンポよくボールをつないでWTBアントニー・ワトソンがゴールに持ち込み、勝ち越した。さらにハーフタイム前には、左外を駆け上がったWTBジョニー・メイが襲ってきたタックラーをジャンプでかわしてインゴール隅に押さえ、トライ。20-8で折り返した。
その後、9点差に詰められたイングランドだったが、49分(後半9分)、ワトソンが自陣22メートルライン付近でインターセプトし、約80メートル独走。点差を広げた。
60分にはフィールドの中盤でPKを得ると、SHダン・ロブソンがタップして速攻を仕掛け、ゴール目前まで大きくゲインし、サポートも集まってたたみかけ最後はFLジャック・ウィリスがインゴールに突っ込んだ。
その後、イタリアに2トライ目を許したイングランドだったが、2分後にFBエリオット・デイリーがトライを奪い返し、勝負を決めた。