東芝に天理大の小鍜治など7選手新加入　流経大柏の大型FWディアンズもブレイブルーパスへ

　東芝ブレイブルーパスが2月1日、今春に大学・高校を卒業する2021年度の新加入選手7人を発表した。

　大学日本一に輝いた天理大から、PRの小鍜治悠太とSOの松永拓朗がブレイブルーパスのメンバーになる。小鍜治はジュニア・ジャパンも経験しており、スクラム、タックルへの評価が高い。松永は大学選手権で見事にゲームをコントロールした。

　そして、明治大でリーダーを務めた元ジュニア・ジャパンの森勇登も東芝に入団。才能豊かなCTB、SOで、2018年度の全国制覇にも大きく貢献した選手である。

　日本一を知る選手としてはもうひとり、帝京大のニコラス・マクカランもブレイブルーパスの一員となる。マクカランは帝京大1年時の2017年度に赤いジャージーの12番をつけて大学選手権の決勝でプレーし、9連覇に貢献した。

　大卒選手ではほかに、日本大のFWリーダーを務めたHOアサエリ・サミソニと摂南大のLO高城勝一も名門・東芝への入団が決まった。

　そして、第100回全国高校大会でベスト8入りした流経大付属柏高校から、将来を嘱望されるワーナー・ディアンズも東芝ブレイブルーパス入りが決定。身長201センチ、体重117キロという体格に恵まれた18歳のディアンズは、パワー、機動力、スキルがあり、花園でも攻守にわたるハードワークで大活躍した。