国内 2021.01.11
「感謝では足りない」天理大主将、男・松岡の感謝語録

「感謝では足りない」天理大主将、男・松岡の感謝語録

[ 編集部 ]
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◆優勝を遂げて

「めっちゃくちゃうれしいです。今日の優勝は、天理大学ラグビー部全員と、この4年間サポートしてくださった皆さんと、今までの先輩たちが培ってくれたもの。全員がいい準備をしてくれた結果、優勝できたあと思っています。部員全員が本当によくガマンをして、周りの方に支えていただいたおかげで、ここまで来ることができました」(談話・優勝直後)

◆休止期間について

 天理大学ラグビー部では昨年8月に集団感染が起き、3週間にわたる活動休止があった。

 クラスターが発生したのは8月18日、合宿所内でのこと。夏合宿は中止となり、チーム作りの上で重要な練習試合もすべてなくなった。練習再開は9月10日。強豪にとってはなんとも痛い出来事だ。

 松岡主将は練習ができない間、神戸の自宅で、家の前の坂を走るなどしてトレーニングに明け暮れた。9月初旬からは母校・甲南中高で2週間の教育実習があった。練習再開は主将なしで迎えられた。

「僕がいない間、リーダー陣がうまくまとめてくれました。教育実習から戻ったとき、もう一度全員を集めて、練習を再開できたのは自分たちだけの力じゃない。小松(節夫)監督が周囲の厳しい声を受け止めて、いろんなところに頭を下げてくれたから。感謝の気持ちだけでは足りない、今年こそ日本一をとるために頑張っていこう・と話しました」(談話・12月)

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