国内 2021.01.11

「感謝では足りない」天理大主将、男・松岡の感謝語録

[ 編集部 ]
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「感謝では足りない」天理大主将、男・松岡の感謝語録
ラグビーを始めたのは中1。密集で、タックルで、痛い仕事を黙々とこなす(撮影:松本かおり)

 ついに大学日本一へ上り詰めた天理大ラグビー部。その魂の中心にあったのは、FL松岡大和主将の存在だ。

「めっ、ちゃくちゃうれしいです!」

◆準決勝・明治戦は前々回決勝のリベンジだった。準決勝でがっちりと相手を受け止める松岡主将

 試合後のインタビューでは、マイクが要らないくらいに感謝の気持ちがあふれた。NHKの放送や新国立競技場内に流れた言葉はすべてがシンプルだった。

 いろいろあった年、三たび日本が感染拡大にのまれる中、直球のメッセージは多くの人の胸を打つ。

 出身は甲南高校。兵庫県の名門、しかしラグビー的には無名校の出身の松岡。天理大では海外出身選手をはじめさまざまなバックボーンを持つ部員たちを束ねてきた。

 男・松岡のストレートな、しかし周囲への気遣いにあふれた言葉を紹介したい。

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