国内
2020.12.24
第100回まであと3日! 決勝再現⑧第97回・東海大仰星27-20大阪桐蔭
東海大仰星が大阪対決を制して2年ぶり5回目の優勝
21年ぶりの大阪頂上対決
この年は4月にフランスで行われたU18ヨーロピアンチャンピオンシップにU18日本代表が参加した影響で、開催時期が重なった春の全国選抜大会は主軸不在で臨んだチームが少なくなかった。そのため冬の花園は、全国の強豪がフルメンバーで顔をそろえる最初で最後の機会となり、例年以上に大きな期待と注目を受ける中で開催された。決勝に勝ち上がったのは東海大仰星と大阪桐蔭。地元大阪勢同士の頂上対決は、実に21年ぶりのことだった。
◆大阪桐蔭、前半終了間際にモールを押し込んでトライを決めたのは、現・帝京大ルーキー奥井章仁。当時も「1年生」
2018年1月8日。東海大仰星は3年連続7回目のファイナル進出。もっとも、そこに至るまでの道は平坦ではなかった。春の近畿大会は3位、全国選抜大会は予選リーグ敗退。夏合宿でも東福岡に完敗を喫した。