海外 2020.11.28

タスマンがマイター10カップ連覇! オークランドとの接戦制しNZ国内王者に

[ 編集部 ]
タスマンがマイター10カップ連覇! オークランドとの接戦制しNZ国内王者に
マイター10カップ連覇を遂げ歓喜のタスマン“マコ”(Photo: Getty Images)


 ニュージーランド国内の各地方代表によって争われる「マイター10カップ」は、11月28日にオークランドのイーデンパークでプレミアシップ・ディビジョン(1部リーグ)の決勝がおこなわれ、タスマンがオークランドに13-12で競り勝ち、優勝した。

 タスマンは昨年、日本代表として22キャップを持つSH内田啓介(現 パナソニック ワイルドナイツ)らを擁してマイター10カップ初制覇。今季はレギュラーシーズン2位だったが、プレーオフを勝ち進み、1位通過で2年ぶりの王座奪還を狙ったオークランドを倒し連覇を遂げた。

 前半、オークランドにPGで得点を重ねられ、6点を追ったタスマンはハーフタイム前、ラインアウトからモールで押し込み、この試合唯一のトライを獲得。キャプテンのFBデイヴィッド・ハヴィリがコンバージョンを決め、10-9と逆転して折り返した。

 その後、再び追う立場となり、オークランドに2枚のイエローカードが出ながら数的有利を活かせなかったタスマンだが、69分(後半29分)、ブレイクダウンで奮闘して相手の反則を引き出し、ハヴィリがPGを決めて再逆転に成功した。

 1点ビハインドとなったオークランドは77分、敵陣22メートルライン内に入り、ポスト正面からSOサイモン・ヒッキーがドロップゴールを狙ったが失敗。

 タスマンはその後もオークランドの反撃を抑え、1点リードを守って歓喜となった。

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