各国代表 2020.11.21

アルゼンチン連続金星ならず 今度は豪州相手に奮闘するもドロー

[ 編集部 ]
アルゼンチン連続金星ならず 今度は豪州相手に奮闘するもドロー
豪州のマット・フィリップに食らいつくアルゼンチンのマティアス・オルランド(Photo: Getty Images)


 南半球の強豪国が競うザ・ラグビーチャンピオンシップ(今年は新型コロナウイルスの影響により南アフリカが不参加となり、3か国対抗の“トライネーションズ”として実施。全試合オーストラリアで集中開催)は11月21日、ニューカッスルのマクドナルド・ジョーンズ スタジアムで第4節のアルゼンチン代表×オーストラリア代表戦がおこなわれ、15-15の引き分けに終わった。

 アルゼンチン代表は前節で優勝候補のニュージーランド代表を初めて破って歴史を変え、勢いに乗って連勝を狙ったが、2年ぶりのオーストラリア戦勝利とはならず。それでも、今大会現在1勝1分けで唯一負けがなく、3チームが総勝点6で並んだ。

 ニューカッスルでの試合は、両チームともノートライ。
 6-9で折り返したアルゼンチンは、反則の繰り返しで44分(後半4分)にイエローカードを出され1人少なくなったが、互角に渡り合った。対するオーストラリアは、SOリース・ホッジがPGを2本決めて着実に加点。9点差とした。

 それでもアルゼンチンは、63分にスクラムで相手の反則を引き出し、ショットを選択して点差を詰めた。66分にも堅い守りからNO8ファクンド・イサがブレイクダウンでからみ、SOニコラス・サンチェスが約45メートルのPGを決めて3点差。そして、70分にもオーストラリアに反則が出て、サンチェスの3連続PG成功で同点となった。

 76分にアルゼンチンが反則を犯し、オーストラリアはホッジが敵陣10メートルラインからPGを狙ったが失敗。

 その後の攻防でも両チーム譲らず、試合は引き分けに終わった。

 アルゼンチン代表は次週(11月28日)、今日と同じ会場でニュージーランド代表と再戦する。

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