国内 2020.11.16
明和県央52-7東農大二。明和県央が3年ぶりの花園へ! 群馬県予選決勝

明和県央52-7東農大二。明和県央が3年ぶりの花園へ! 群馬県予選決勝

[ 多羅正崇 ]

 リードを26点(33-7)に縮められた明和県央だが、直後の後半18分にラインアウトモールから、同20分にはキックチャージからのカウンターで、同32分にはふたたびFW一体のモール攻撃で計3トライを追加。52得点を積み重ね、3年ぶりの歓喜を味わった。

 惜しくも敗れた東農大二だが、1枚の花園切符を争う1都6県の準優勝校による関東ブロック大会が、11月21日に開幕する。

 東農大二の齋藤泰勝ヘッドコーチは、関東ブロック大会へ向けて「彼らの良いところを引き出して、農大二高らしさをもう一度確認したい」と語った。

 3年ぶりの花園行きを決めた成田仁監督は「久しぶりに大阪へ行けるのは嬉しい。私たちはベスト16を2回経験しているので、(初の)ベスト8が目標です」と、12月27日開幕の大舞台へ向けて意気込んだ。

【筆者プロフィール】多羅正崇(  )
1980年生まれ。神奈川県出身。法政二高、法政大学でラグビー部に所属。大学卒業後にテレビ・ラジオの放送作家としてバラエティ番組の制作に携わる。現在はスポーツジャーナリストとして主にラグビー記事・コラムを『ラグビーマガジン』『JSPORTS』「Number』等に寄稿。エッセイストとしても活動し、ラグビー漫画『インビンシブル』(講談社)の単行本巻末コラムを担当した。

PICK UP