姫野参戦の2021スーパーラグビー・アオテアロア、2月26日開幕!
日本代表の姫野和樹がハイランダーズの一員として参戦する、2021年スーパーラグビー・アオテアロア(ニュージーランド大会)の日程が発表された。
2月26日(金)に開幕し、オープニングゲームは数々の名勝負を生んできた南島ダービー。ハイランダーズが地元ダニーデンのフォーサイスバー・スタジアムでディフェンディングチャンピオンのクルセイダーズ(国際リーグのスーパーラグビーから数えて4連覇中)と対戦する。
5チームが参加してホーム&アウェイの2回戦総当たりが10週にわたっておこなわれ、上位2チームが5月8日に優勝をかけてプレーオフ決勝を戦う。
また、ニュージーランドラグビー協会はオーストラリアラグビー協会と緊密に協力して、タスマン海を挟む両国の「トランス・タスマン」試合を検討中であることも明らかにし、スーパーラグビーAU(オーストラリア大会)優勝チームとのチャンピオンズ対決が実現する可能性がある。
2020年、新型コロナウイルス感染症が世界的に大流行した影響により、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、日本からチームが集まっておこなわれるはずだった国際リーグのスーパーラグビーは、各国の入国制限措置及び入国後の行動制限等により開催続行不可となり、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカでは代替の国内大会を実施。来年については全体的な正式フォーマットはまだ発表されていないが、ニュージーランドは10月上旬に来年もアオテアロアを開催する計画であることを明らかにしていた。
2021年大会はパシフィックアイランドのチームも新たに参戦するのではないかと言われていたが、コロナが収束していないため計画は棚上げになったと報じられている。しかし、パシフィックアイランドにルーツを持つマイケル・ジョーンズら元オールブラックスが同地域からのスーパーラグビー参加を支持しており、2022年からはニュージーランドとオーストラリアの各5チームに加え、“モアナ・パシフィカ”とフィジーチームが参加し、12チームのフォーマットになる可能性がある。
日本のサンウルブズは2020年を最後にスーパーラグビーから除外され、南アフリカとアルゼンチンのチームも離脱が濃厚と言われている。
また、オーストラリア協会は以前、スーパーラグビー改革案のひとつとして、各国で国内リーグを実施したあと、日本リーグの優勝チームも加えて、ファイナルシリーズ(プレーオフ)を開催することを提案したとされている。