国内 2020.11.07
関西大学Aリーグも開幕だ! 1か月の短期バトル、決意を持って臨む8校の白熱の戦いへ

関西大学Aリーグも開幕だ! 1か月の短期バトル、決意を持って臨む8校の白熱の戦いへ

[ 編集部 ]
オープニングゲームで対戦する近畿大の森田博斗主将(左)と関西学院大の竹内海斗主将
(写真提供:関西ラグビーフットボール協会)

 昨年度4位の京都産業大も目標は日本一だ。進化に限りはないとあらゆる面であくなき成長を目指してきた。
 伝統的に、スクラム、ラインアウト、モールといったセットプレーは強い。BKはアクセルアタックの担い手としてスピードとフィットネスの向上に取り組んできた。

 FLの田中利輝キャプテンは、「チーム理念にもあるとおり、『いついかなる時もひたむきなプレーをし続ける』ことを体現化し、日本一をつかみたい」と気合十分。
 副将の2人も頼もしく、FL城間賢は攻守ともに中心的な選手、ニュージーランド出身のニコラス・ホフアはU20日本代表を経験しているユーティリティBKだ。
 そのほか、ダイナミックなランとオフロードでゲインラインを突破するLOアサエリ・ラウシ、エーストライゲッターとして期待されるWTB堀田礼恩なども注目選手。


 近畿大は「関西制覇と大学選手権ベスト4入り」を目標とする。
 PRの森田博斗キャプテンは、「今年のアタックテーマは『ノンストップラグビー』。常にボールを動かし続けて勢いのある近大らしいアタッキングラグビーで勝利をつかみ取りたい」と話した。

 運動量豊富なFWと得点力のあるBKがリンクした展開ラグビーを目指す。ディフェンスは、1試合の失トライは3つ以内に抑えたい。

 注目選手は、BKリーダーでもあるCTB/SO福山竜斗。キャプテンは「フィジカルやスキルなどすべての面において優れており、低く鋭い、強気のタックルにも魅力を感じている」と期待する。ほかには、ジュニア・ジャパンを経験しているLOの山本秀も攻守にアグレッシブな選手で、パワフルなランニングが魅力で状況判断にも優れるFWリーダーのLO坂上知志、運動量豊富なNO8末廣大智、鋭いステップを持つCTB中辻眞大も注目選手。


 立命館大のチームスローガンは『HUNGRY ARROW』。ハングリーに激しく、チームが一体となって関西優勝という目標にチャレンジする。

 NO8の庄司拓馬キャプテンは、「新型コロナウイルスの影響によりラグビーができる環境があたりまえではないということを再確認しました。そのなかで試合ができること、大会が開催されることに感謝して、今年の目標である関西優勝を立命館のスローガンである『HUNGRY ARROW』を体現したうえで達成します」と抱負を述べた。

 セットピースの要となるのは元U20日本代表のPR百地龍之介。FWは機動力のある選手が多く、FL宮下大輝のアタックはスピードがある。BKでは、今年ジュニア・ジャパンの一員としてパシフィック・チャレンジ初優勝に貢献したCTB/WTB木田晴斗や、7人制代表としてユースオリンピックやワールドセブンズシリーズを経験しているWTB藤井健太郎の走りに注目だ。

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