国内
2020.10.04
青学21-47早大。敗れるもチーム文化の骨格みせる
一方、青学の大友監督は去年とのディフェンスの違いに、「タックル、ブレイクダウンへの、セカンド、二人目の素早い寄り」を挙げた。「きょうは、そこはよくできたと思います」
青学のFLは肘井洲大と中谷怜於はともに160㌢台の小兵選手。この日は二人ともハンターのように働き続けて、持ち味を発揮した。それがチームの健闘に直結した。深い踏み込みのタックル、密集の二人目の早さ。ボールへの執着、プレーへの貪欲さがメンバーに浸透しつつあることを、初戦で体現できたことは大きい。
大友監督は就任3年め、部の文化の再建に取り組み、辛抱強く待ち、今年はまた一歩変化を感じている。
「試合途中まではプラン通りにいっていました。勝負どころのミスが、あとあと、響いた。ディフェンスの勝負はある程度できていた」(大友監督)
来週、青学大の対戦は明大。立ち上がる早さ、タックル、思い切ったアタックなど、部の文化をまた見せる。