海外
2020.08.21
元ウェールズ代表ロバーツがコロナ検査陽性 今季ドラゴンズデビューは不可か
故郷のニューポートを拠点とするドラゴンズと入団契約を結んだばかりの元ウェールズ代表CTBジェイミー・ロバーツが、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性だったことが明らかになった。英国メディアの『BBC』などが報じている。
ドラゴンズの選手たちは、参戦するプロ14が今週末に再開することもあり、検査を受けていた。
BBCによれば、ウェールズ代表として94キャップを誇り、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの一員としても3キャップを持つ33歳のロバーツは、体調は良好だが、隔離されており、8月23日に予定されているオスプリーズとの試合には出場できない。
複数のチームを渡り歩き、今年、南アフリカのストーマーズを退団後、7年ぶりに母国のクラブチームでプレーすることになったロバーツだが、再開する2019-2020シーズンのプロ14は短縮され8月末が最終節となっており、ドラゴンズはプレーオフ進出の可能性がないことから、今季の出場は難しいかもしれない。
ロバーツは医師の資格を持つことでも知られ、コロナ禍でラグビーが中断を余儀なくされていた期間中には、イギリスの公的医療サービス(NHS)のボランティアに志願し、貴重な情報発信などをおこなっていた。