海外 2020.07.18

スーパーラグビー豪州大会も熱戦の連続 レッズとブランビーズが好調で上位キープ

[ 編集部 ]
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スーパーラグビー豪州大会も熱戦の連続 レッズとブランビーズが好調で上位キープ
フォース戦でパワフルに前進するレッズのラカン・サラカイア=ロト(Photo: Getty Images)


 オーストラリアの国内大会である「スーパーラグビー AU」は、先週末に第3節の2試合がおこなわれ、レッズとブルーズが勝って上位をキープした。

 首位のレッズは7月17日に地元ブリスベンでウェスタン・フォースと対戦し、31-24で接戦を制した。

 2017年に国際リーグのスーパーラグビーから除外され、新型コロナウイルスの影響によって設けられた代替大会で3年ぶりにライバルたちと同じ舞台に立ったフォースが奮闘。前半終了間際にインターセプトトライを奪われ2点差に詰められたレッズだったが、ポスト正面からの相手のコンバージョンキックをWTBフィリポ・ダウングヌがチャージし、同点にさせずチームに活を入れた。

 21-19で折り返したレッズは、45分(後半5分)に敵陣深くに入るとクイックハンドでつなぎ、ダウングヌが左外から鋭角に内に切り込みトライを挙げた。
 その後、フォースに4点差まで詰められ、終盤に1人少ない苦しい展開となったレッズだったが、79分にSOジェームズ・オコナーがドロップゴールを決めて貴重な3点を追加し、逃げ切った。

 レッズはこれで2勝1分(総勝点10)、フォースは0勝2敗(総勝点1)となった。

ワラターズ戦の終盤、劇的なトライを決めたブランビーズのアイザック・ファインズ(Photo: Getty Images)

 ブランビーズは18日に敵地シドニーでNSWワラターズと対戦し、24-23で逆転勝ちした。

 ブランビーズは6点ビハインドで迎えた終盤の77分(後半37分)、FWを使って敵陣深くに入り、ボールを手にした俊敏なSHアイザック・ファインズが間隙を突いてインゴールに持ち込み、1点差とした。そして、ポスト近くからのコンバージョンをSOベイリー・クンツルが決め、逆転。リスタート後、ブランビーズはボールキープで残り時間を使い切り、開幕から2連勝(総勝点9)となった。ワラターズは1勝2敗(総勝点6)。

 このオーストラリア大会は、全5チームが2回戦総当たりのリーグ戦(1チーム8試合実施)をおこない、上位3チームがプレーオフに進む。

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