国内 2020.07.07

【おススメ動画】レイドロー、日本との繋がり[The Road To Japan]

[The Road To Japan | In camp with Greig Laidlaw /Scottish Rugby/YouTube]

[ 編集部 ]
【おススメ動画】レイドロー、日本との繋がり[The Road To Japan]
SHとしての印象が強いが、クラブのトップシーンでは背番号10も務めてきたレイドロー(Photo:Getty Images)

「日本を訪れるたびに素晴らしいおもてなしの心で歓迎していただき、これからこの素晴らしい国、日本に住み、シャイニングアークスの一員になれることを心待ちにしています」

 7月6日に発表されたNTTコムへの移籍。前スコットランド代表キャプテンのグレイグ・レイドローの加入コメントには・日本への印象が述べられている。

 レイドローは、昨年のワールドカップで、スコットランド代表として、プール戦で日本と対戦している。

 端正な顔立ちや毅然とした立ち居振る舞いで、日本でも人気のある選手だ。今年春の段階では、フランスの名門、クレルモン・オーヴェルニュから同じフランスリーグ内での移籍が決まりかけていたとされるが、一転、「日本行き」のニュースがフランスやスコットランドの新聞で見出しを飾った。

 2019年10月13日、横浜でプール突破をかけて直接対決となった日本とスコットランドは、大会屈指の名勝負を繰り広げた。日本28-21スコットランド。選手たちは両軍ともゾーンに入り、日本というよりラグビーを応援するスタジアムと響きあって、特別な空間を作っていた。

 ノーサイドの笛の後、ピッチで涙があふれたレイドロー。2019年に日本のラグビーファンと共有した特別な体験が、今回の決断にかかわっていることは間違いない。涙の直後の試合後コメントでは冷静に謙虚に、日本チームを称え、チームメートをかばって、代表選手として最後の試合を締めくくっていた。

 すでに代表引退を発表しているスーパースター。トップリーグ・デビューは来年1月だ。世界が苦難と戦うこの時期に、日本のファンと今度はどんなストーリーを紡いでいくだろう。

Greg Laidlaw | Scotland’s Captain fantastic[World Rugby/YouTube]

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