国内 2020.07.06

NTTコムに新たなビッグネーム スコットランドの偉大な主将レイドローが加入!

[ 編集部 ]
NTTコムに新たなビッグネーム スコットランドの偉大な主将レイドローが加入!
W杯2大会出場を含めスコットランド代表として10年間活躍したグレイグ・レイドロー(Photo: Getty Images)


 スコットランドが誇るビッグスター、グレイグ・レイドロー(34歳)が、ジャパンラグビートップリーグに参戦する。獲得したのはNTTコミュニケーションズシャイニングアークスだ。7月6日に2020年度新加入が公式に発表された。
 2015年のワールドカップで日本代表の前に立ちはだかった経験豊富なスクラムハーフであり、偉大なリーダー。スコットランド代表として76キャップを重ね、そのうち39試合でキャプテンを務めるなど絶対的な存在感を示した男である。昨年のワールドカップを戦い終えたあとインターナショナルラグビーからの引退を表明していたが、新たな挑戦の場として日本のリーグを選んだ。

「このたび、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスに加入できたことを大変うれしく誇りに思っております。2016年に日本でおこなわれた代表試合、そして去年のワールドカップ日本大会では日本の素晴らしい文化を経験でき、素晴らしいファンの皆様にお会いすることができました。日本を訪れるたびに素晴らしいおもてなしの心で歓迎していただき、これからこの素晴らしい国、日本に住み、シャイニングアークスの一員になれることを心待ちにしています」

 そうコメントしたレイドローは、これまでさまざまなチームでプレーしてきた経験豊富な選手。クラブシーンでは、プロのキャリアを始めた母国のエディンバラで137試合に出場し、その後移籍したグロスター(イングランド)、クレルモン・オーヴェルニュ(フランス)時代を含めればファーストクラスのクラブゲームでのプレーは通算250試合を超える。
 冷静な戦術眼とゲームメイク、パスもキックスキルも一級品。優秀なゴールキッカーでもあり、テストマッチ通算714得点はスコットランド代表歴代2位の記録だ。

「私のラグビーキャリアをシャイニングアークスで続けられることを楽しみにしています。自分の今までの経験や学んだことをチームに還元するのはもちろん、この素晴らしい国のラグビーカルチャーを学び、さまざまな体験ができればと思います。日本でラグビーをプレーできるのをとても楽しみにしております」(グレイグ・レイドロー)

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