ウェールズ代表パークスが日本行き有力との報道。移籍先候補にパナソニック、神戸製鋼の名が。
ウェールズ代表の背番号12をつけて昨年のラグビーワールドカップで活躍したハドリー・パークスが、ジャパンラグビートップリーグのクラブと交渉していることが明らかになった。海外の複数メディアが報じており、移籍先の候補には神戸製鋼コベルコスティーラーズの名前も挙がっているが、英国の『Daily Mail Online』はパナソニック ワイルドナイツに入団する可能性が高いと報じている。
ニュージーランド出身のパークスは、ブルーズやハリケーンズのメンバーとしてスーパーラグビーを経験し、南アフリカのサザン・キングズでもプレーしたことがある。2014年にウェールズのスカーレッツに入団し、3年継続居住を経て2017年にウェールズ代表入り。体重101キロのパワフルなインサイドCTBであり、2019年は欧州の強豪6か国が競うシックスネーションズでグランドスラム(全勝優勝)に貢献、ワールドカップ日本大会では準々決勝、準決勝を含め6試合に先発(3位決定戦はリザーブ=全7試合出場)した。
今年のシックスネーションズでも奮闘し、ウェールズ代表として29キャップを重ねたパークスは現在32歳。スカーレッツとの現契約は6月で期限を迎え、1年契約延長をオファーされたようだが、新たなチャレンジへ気持ちが傾いているという。
『Daily Mail Online』によれば、パナソニックに在籍する南アフリカ代表CTBのダミアン・デアリエンディがアイルランドのマンスターと来季からの2年契約を結んだことが1月末に発表されており、パークスはデアリエンディの後釜になる可能性があるという。
パークス以外にも、今年のシックスネーションズでウェールズ代表のスコッドに入っていた28歳のSO/CTBオーウェン・ウィリアムズ(現在 グロスター所属)も日本のクラブに移籍する可能性が高いとみられている。