元日本代表・畠山も参戦していた北米のMLR、新型コロナで今季終了。残り全試合中止。

　新型コロナウイルスの影響で中断していた北米最高峰プロリーグのメジャーリーグラグビー（MLR）だが、現地時間3月19日、2020年シーズンの残り試合をすべて中止にすることを決定したと発表した。

　元日本代表プロップの畠山健介（ニューイングランド・フリージャックス）や、昨年のワールドカップで南アフリカ代表の優勝に大きく貢献したテンダイ・ムタワリラ（オールド・グローリーDC）、ニュージーランドのレジェンドであるマア・ノヌー（サンディエゴ・リージョン）なども参戦して注目を集めたMLRは、今年が3季目で、12チームが参加し2月8日に開幕。3月6～8日の第5節まで試合がおこなわれていた。

　MLRコミッショナーのジョージ・キルブルー氏は、「MLRとすべてのチームを代表し、2020年の残りのシーズンの中止を発表することになり残念です。しかし、すべての関係者の健康と安全のリスクを考慮した結果であり、最終的には正しい判断であると考えています。MLRが2021年に復活し、これまでよりも大きく、より良くなることは間違いないことをファンに保証したいと思います。2021年に向けてこの旅を続け、さらに今後何年も続けることを楽しみにしています」とコメントした。