海外 2020.03.14
新型コロナでスーパーラグビー中断決定! 欧州、アメリカ、アフリカのラグビー界も大混乱

新型コロナでスーパーラグビー中断決定! 欧州、アメリカ、アフリカのラグビー界も大混乱

[ 編集部 ]

 フランス最高峰リーグの「トップ14」もこれに続き、3月13日に無期限の中断が発表され、各クラブには集団でのトレーニングもしないよう要請している。

 イングランド最高峰リーグの「プレミアシップ」では、現地時間3月15日に予定されていたカップ戦の決勝(セール・シャークス vs ハーレクインズ)が延期となった。

 そして、欧州クラブ王者を決める「ハイネケン・チャンピオンズカップ」は4月4日、5日に準々決勝を予定しているが、8強入りしたチームの多くが活動を制限されており、日程どおりの開催は難しいと見られている。

 ドナルド・トランプ大統領が非常事態宣言をしたアメリカでも、北米最高峰プロリーグの「メジャーリーグラグビー(MLR)」が1か月間の中断を決めた。今年のMLRには日本代表プロップとして78キャップを持つ畠山健介(ニューイングランド・フリージャックス)が挑戦している。

 そして、いまのところ大流行になっていないアフリカでも影響が出始めており、女子セブンズ日本代表も参加して3月28日、29日に南アフリカのステレンボッシュで開催予定だった女子の「ワールドラグビー セブンズチャレンジャーシリーズ」が延期となった。
 さらに、コートジボワール、ケニア、マダガスカル、ナミビア、セネガル、チュニジア、ザンビア、ジンバブエのU20代表が集まってケニアのナイロビで開催される予定だった大会も「追って通知があるまで」延期に。
 また、ラグビーワールドカップ2021(女子)の世界最終予選進出をかけた女子ケニア代表×女子コロンビア代表のプレーオフは4月18日にナイロビで予定されていたが、延期となった。

スタジアムの前で試合延期を残念がるスコットランドのファン(Photo: Getty Images)

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