ワールドカップ 2019.10.19
難敵アイルランドと8強で激突 NZ指揮官「勝つか負けるか、その結果を受け入れるのみ」

難敵アイルランドと8強で激突 NZ指揮官「勝つか負けるか、その結果を受け入れるのみ」

[ 編集部 ]
ダブル司令塔。15番をつけるボーデン・バレット(左)と10番のリッチー・モウンガ(Photo: Getty Images)

 フッカーは、コーディー・テイラーが先発でデイン・コールズがリザーブ。戦力に自信を持つハンセン ヘッドコーチは「どちらが先発してもいいのだが、コーディーを選んだ。コールズのエネルギーが後で必要になるとの判断。いずれにせよ2人でワンツーパンチだ。世界のトップクラスのフッカーが2人もいるのはとてもラッキーだ」とコメントした。
 センターはアントン・レーナートブラウンとジャック・グッドヒューのコンビ。ソニービル・ウィリアムズはベンチで待機しインパクトプレーヤーとなる。

 負ければ終わりのノックアウトステージ。過去のワールドカップでオールブラックスがベスト4入りできなかったのは2007年フランス大会の一度だけだ。ハンセン ヘッドコーチは気を引き締める。
「2007年大会で我々は敗退を経験したし、同じことが起こらないとの保証はない。アイルランドは準々決勝から先に進んだことはないので、これまで以上の力を出してくるだろう。我々も同じ気持ちだ。ともかくエキサイティングな試合になることを期待している。終了後に誰も言い訳ができない試合だ。勝つか負けるか、その結果を受け入れるのみだ」

 そして、今大会を最後にオールブラックスから引退するキアラン・リード主将は、「ニュージーランド代表として最後の試合になるかもしれないが?」という記者からの問いかけに対し、「そんなことはまったく考えていない。いいプレーができるか、ピッチでどうチームを引っ張っていくかなど他に考えることが山ほどあるから、そんなことは頭をよぎったこともないよ」とコメントした。

ワールドカップ優勝を2回経験しているオールブラックスの大将、キアラン・リード(Photo: Getty Images)

<RWC2019 (準々決勝: vs アイルランド) ニュージーランド代表 試合登録メンバー>

1.ジョー・ムーディー  2.コーディー・テイラー  3.ネポ・ラウララ  4.ブロディー・レタリック  5.サム・ホワイトロック  6.アーディー・サヴェア  7.サム・ケイン  8.キアラン・リード(主将)  9.アーロン・スミス  10.リッチー・モウンガ  11.ジョージ・ブリッジ  12.アントン・レーナートブラウン  13.ジャック・グッドヒュー  14.セヴ・リース  15.ボーデン・バレット

〔リザーブ〕
16.デイン・コールズ  17.オファ・トゥウンガファシ 18.アンガス・タアヴァオ  19.スコット・バレット  20.マット・トッド  21. TJ・ペレナラ  22.ソニービル・ウィリアムズ  23.ジョーディー・バレット

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