難敵アイルランドと8強で激突 NZ指揮官「勝つか負けるか、その結果を受け入れるのみ」
フッカーは、コーディー・テイラーが先発でデイン・コールズがリザーブ。戦力に自信を持つハンセン ヘッドコーチは「どちらが先発してもいいのだが、コーディーを選んだ。コールズのエネルギーが後で必要になるとの判断。いずれにせよ2人でワンツーパンチだ。世界のトップクラスのフッカーが2人もいるのはとてもラッキーだ」とコメントした。
センターはアントン・レーナートブラウンとジャック・グッドヒューのコンビ。ソニービル・ウィリアムズはベンチで待機しインパクトプレーヤーとなる。
負ければ終わりのノックアウトステージ。過去のワールドカップでオールブラックスがベスト4入りできなかったのは2007年フランス大会の一度だけだ。ハンセン ヘッドコーチは気を引き締める。
「2007年大会で我々は敗退を経験したし、同じことが起こらないとの保証はない。アイルランドは準々決勝から先に進んだことはないので、これまで以上の力を出してくるだろう。我々も同じ気持ちだ。ともかくエキサイティングな試合になることを期待している。終了後に誰も言い訳ができない試合だ。勝つか負けるか、その結果を受け入れるのみだ」
そして、今大会を最後にオールブラックスから引退するキアラン・リード主将は、「ニュージーランド代表として最後の試合になるかもしれないが?」という記者からの問いかけに対し、「そんなことはまったく考えていない。いいプレーができるか、ピッチでどうチームを引っ張っていくかなど他に考えることが山ほどあるから、そんなことは頭をよぎったこともないよ」とコメントした。
<RWC2019 (準々決勝: vs アイルランド) ニュージーランド代表 試合登録メンバー>
1.ジョー・ムーディー 2.コーディー・テイラー 3.ネポ・ラウララ 4.ブロディー・レタリック 5.サム・ホワイトロック 6.アーディー・サヴェア 7.サム・ケイン 8.キアラン・リード(主将) 9.アーロン・スミス 10.リッチー・モウンガ 11.ジョージ・ブリッジ 12.アントン・レーナートブラウン 13.ジャック・グッドヒュー 14.セヴ・リース 15.ボーデン・バレット
〔リザーブ〕
16.デイン・コールズ 17.オファ・トゥウンガファシ 18.アンガス・タアヴァオ 19.スコット・バレット 20.マット・トッド 21. TJ・ペレナラ 22.ソニービル・ウィリアムズ 23.ジョーディー・バレット