ワールドカップ 2019.10.13

【ラグビーW杯】チャンスで個の技光るトライ×3。日本、21-7で折り返す

【ラグビーW杯】チャンスで個の技光るトライ×3。日本、21-7で折り返す
前半終了間際の36分に福岡がトライ!(photo:Gettyimages)

 W杯プールマッチ最終戦、プール突破をかけ、勝ち点14の日本と、同10のスコットランドが10月13日、横浜国際総合競技場で対戦。日本代表は前半を21-7で折り返した。

 序盤に大きな勢いを持ったのはスコットランド。日本が仕掛ける攻撃もガッチリと受け止めボールを奪い、確実なセットプレーでボール確保、開始6分で、ラインアウトを起点にボールを動かし、SOフィン・ラッセルが中央に駆け込んだ。日本0-7スコットランド。

 しかしその後は、日本がじりじりと押し返す展開に。キックオフ・レシーブこそ苦しんだが、それ以外の局面では着実に相手ディフェンスに食い込んで、17分のトライでペースを握った。敵陣右ラインアウトからの連続攻撃、大きく左へ振り、右へ戻して次は左へ。大外のエース福岡堅樹2位ボールを持たせると、福岡はつかまりながら体を反転させ、内側にサポートについた松島にアシストパス、松島が30メートルを飛ばし(G成功)、7−7とした。

 その後、25分にはHO堀江が、SHからのパスを受けながらスピンして突破、浅くサポートについた味方選手に手渡しのようなつなぎでFWが縦に突き進み、最後はPR稲垣がゴール中央に飛び込んだ。

 36分には、CTBティモシーがラインアタックから右コーナーに転がしたボールを、WTB福岡堅樹がさらって、左中間にトライ。怒涛の3トライで、前半を終えた。ハーフタイムを終えたジャパンの迎えたのは、日本代表のテーマソングとなりつつある「ビクトリーロード」。ホームいっぱいの歌声が、ジャパンを後押ししている。

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