ワールドカップ 2019.10.11

運命のスコットランド戦に堀江、福岡、トゥポウら先発 トンプソンは新記録樹立へ

[ 編集部 ]
運命のスコットランド戦に堀江、福岡、トゥポウら先発 トンプソンは新記録樹立へ
小野澤宏時のW杯通算12試合出場を抜いて単独トップとなるトンプソン ルーク(Photo: Getty Images)


 ラグビーワールドカップで悲願のベスト8入りをかけ、スコットランド代表に挑む日本代表のメンバーが発表された。10月13日に横浜国際総合競技場で予定されている運命の大一番は、日本に接近している台風19号の影響で開催できるかどうかは同日午前に決定となるが、両チームとも最高の準備をしてキックオフを待つ。

 先発は、先週のサモア戦のメンバーから4人変更で、HO堀江翔太がスターターに復帰。4大会目出場のLOトンプソン ルークは背番号4をつけてワールドカップ通算13試合出場となり、日本代表史上最多の新記録を樹立する。バックスでは、2試合(アイルランド戦、サモア戦)途中出場から連続トライを挙げているWTB福岡堅樹が背番号11で今大会初先発。そして、痛めていた太ももが回復したウィリアム・トゥポウが開幕戦(ロシア戦)以来のスタメン復帰で再び背番号15を与えられた。

 そして、先週のサモア戦は同じバックローのピーター・ラブスカフニにゲームキャプテンを任せた主将のリーチ マイケルだが、この試合は入場から先頭に立ってチームを引っ張る。

 スコットランド戦は悪天候も予想され、トニー・ブラウン アタックコーチは「強風のなかで遂行するのは難易度が高くなるが、キックしようがボールを回そうが精度を高くやっていかないといけない。攻守ともに精度を高く。天候の様子を見て、経過をしっかり追って、当日の天候に応じて対応していきたい」とコメントした。

<RWC2019 (プールA: vs スコットランド)  日本代表 試合登録メンバー>

1.稲垣啓太(パナソニック)  2.堀江翔太(パナソニック)  3.具智元(ホンダ)  4.トンプソン ルーク(近鉄)  5.ジェームス・ムーア(宗像サニックス)  6.リーチ マイケル(主将/東芝)  7.ピーター・ラブスカフニ(クボタ)  8.姫野和樹(トヨタ自動車)  9.流大(サントリー)  10.田村優(キヤノン)  11.福岡堅樹(パナソニック)  12.中村亮土(サントリー)  13.ラファエレ ティモシー(神戸製鋼)  14.松島幸太朗(サントリー)  15.ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)

〔リザーブ〕
16.坂手淳史(パナソニック)  17.中島イシレリ(神戸製鋼)  18.ヴァル アサエリ愛(パナソニック)  19.ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機)  20.ツイ ヘンドリック(サントリー)  21.田中史朗(キヤノン)  22.松田力也(パナソニック)  23.山中亮平(神戸製鋼)

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