「藤島大の楕円球に見る夢」は今晩。ラグビーW杯2019の前半を振り返る！

　9月6日（日）の放送は　日本に歓喜をもたらしたジャパンの2戦目「アイルランド戦の勝因」と、「釜石にやってきたワールドカップ」を中心に、スポーツライターの藤島大が語る。

　9月20日午後7時45分、東京スタジアムで行われた日本×ロシアで開幕したラグビーワールドカップは、参加20チームが4つのプールに分かれて戦い、ノックアウトステージを目指す。
　日本は前回大会で、強豪の南アフリカを破るなど3勝を挙げた。今大会ではベスト8入りを狙う。

　ジャパンは開幕戦でロシアを30-10と破り、白星発進した。その試合で4トライを奪い、ボーナス点=1を含む勝ち点5を獲得した。
　9月28日の第2戦は優勝候補の一角、アイルランドと静岡・エコパスタジアムで激突し、19-12で勝利した。日本は前半20分までに2トライを与えたが、豊富な運動量で徐々に追い詰め、前半を9-12で折り返す。
　後半に途中出場したWTB福岡堅樹のトライで逆転に成功。後半は相手を無得点に抑え、日本の世界ランキングはこの時点で過去最高の8位となった。この試合を解説する。

　今大会、ふたつの番狂わせは静岡と釜石で起きた。
　12会場で唯一新設された、海と山に囲まれた岩手県釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムで9月25日にフィジー×ウルグアイが行われ、1万4千人を超える観客が国内外から詰めかけた。ウルグアイが格上のフィジーを30-27で破る番狂わせを演じた。熱戦にスタンドからは大きな声援が飛んだ。
　ワールドカップの特別な場所で、特別なことが起きた。現地取材を交えて、会場の様子を伝える。

　9月6日、夜9時30分からラジオNIKKEI第1で放送。同13日には再放送がある。なお番組内で流す音楽は、オンエアだけの企画だ。
　日本代表には、ラグビー熱の継続性のためにも、世界中のファンを熱狂させる試合を大会後半も期待したい。

【聴き方いろいろ】
　ラジオNIKKEIは、「ラジコ」のサービスを利用して、パソコンやスマートフォンでも全国無料で放送を聴くことができる。スマホの場合は、「ラジコ」のアプリをダウンロードして「ラジオNIKKEI第1」を選局する。
　なお、ラジオNIKKEIは、短波放送が受信可能なラジオ受信機でも全国で聴ける。 ポッドキャストで特別版を9月7日午後に配信する予定。