ワールドカップ 2019.09.29

アイルランド代表指揮官「日本は集中していて、すさまじいプレーぶりだった」

[ 編集部 ]
アイルランド代表指揮官「日本は集中していて、すさまじいプレーぶりだった」
キアン・ヒーリー(中央)らアイルランド代表はショックを隠せなかった(Photo: Getty Images)


「日本におめでとうと言いたい。集中していて、すさまじいプレーぶりだった」
 静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアムでショッキングな敗北を喫したあと、アイルランド代表のジョー・シュミット ヘッドコーチは素直に日本代表の奮闘を称えた。
 前半20分までに2トライを挙げて試合の主導権を握るかと思われたが、徐々に点差を詰められ、逆転、後半は無得点に終わり12-19で屈辱を味わった。ラグビー伝統国のアイルランド代表が日本代表に敗れたのは今回が初めて。
「序盤を12-3とリードしたあと、止まってしまった。終盤の試合をコントロールできなかった。ものすごくがっかりだが、とにかく日本が素晴らしかった」

 先発したHOのローリー・ベスト主将は「タフな試合になるのはわかっていた。しっかり準備して臨んだつもりだ。もったいないミスをするなど、反撃できなかった。自分たちのプレーに納得していない」と敗戦を振り返る。日本チームについては、「彼ららしいプレーをさせてしまった。本当に攻め続けられた」とコメント。「次戦以降、立て直してもっといい試合をしなくてはならない」

 ライバルのスコットランドに快勝し好発進したアイルランドだが、これで1勝1敗(総勝点6)。
 CTBギャリー・リングローズは「次戦(10月3日のロシア戦)で勝つため、ゲームを振り返っていくつか修正しなければならない」とコメントした。

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