ワールドカップ 2019.09.20

世界中に響け! 『WORLD IN UNION(ワールド・イン・ユニオン)』

[ 編集部 ]
世界中に響け! 『WORLD IN UNION(ワールド・イン・ユニオン)』
互いの健闘を称えあうNZのリッチー・マコウ(左)と南アフリカのJP・ピーターセン(Photo: Getty Images)
There's a dream, I feel So rare, so real
私には大きな夢がある とても大切なすばらしい夢

All the world in union The world as one
すべて国々が結びついて ひとつの世界になること

Gathering together One mind, one heart
あらゆる人々が手をたずさえ ひとつの思い ひとつの心に

Every creed, every color Once joined, never apart
すべての信条 すべての肌の色が 垣根を越えてひとつに集まる

Searching for the best in me I will find what I can be
自らの可能性を探りながら それぞれの力を発揮していく

If I win, lose or draw there's a winner in us all
勝っても負けても引き分けても みんなの心に勝者が宿る

It's the world in union The world as one
世界の国々が互いに結びついて ひとつのゆるぎない世界に

As we climb to reach our destiny A new age has begun
運命をつかもうと努力するなら 新しい時代がひらけていく

We face high mountains Must cross rough seas
険しい山を越えようとも 荒々しい海を渡ろうとも

We must take our place in history and live with dignity
いつか来る輝かしい日のために 誇りを持って進んでいこう

Just to be the best I can sets the goal for every man
持てる力をすべて出しきり ともにゴールを目指すなら

If I win lose or draw It's a victory for all
勝っても負けても引き分けても みんなが勝利を手にする

It's the world in union The world as one
世界の国々が互いに結びついて ひとつのゆるぎない世界に

As we climb to reach our destiny A new age has begun
運命をつかもうと努力するなら 新しい時代がひらけていく

It's the world in union The world as one
世界の国々が互いに結びついて ひとつのゆるぎない世界に

As we climb to reach our destiny A new age has begun
運命をつかもうと努力するなら 新しい時代がひらけていく

 このステキな歌が、日本中に、世界中にもっと広まって欲しい。
 『WORLD IN UNION(ワールド・イン・ユニオン)』
 ラグビーワールドカップの大会オフィシャルソングです。勝敗に関わらず全ての人を受け入れ、リスペクトし、世界はひとつであるという、ラグビーの価値を表現しています。

 日本では、2019日本大会の開会式で日本国歌を歌う平原綾香さんの名曲『Jupiter(ジュピター)』のメロディでおなじみですが、原曲である、作曲家ホルストの作った『木星』のメロディをモチーフとし独自の歌詞が付けられた楽曲『WORLD IN UNION』は、1991年にイングランドで開催されたラグビーワールドカップの大会テーマソングとして使用されはじめてから、4年に一度、各ワールドカップ開催国の著名なシンガーにより歌い継がれています。今回は、人気音楽グループ「いきものがかり」の吉岡聖恵さんが歌唱しています。

 ラグビーは「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」を大切にしています。

【品位 INTEGRITY】
品位とはゲームの構造の核を成すものであり、誠実さとフェアプレーによって生み出される。

【情熱 PASSION】
ラグビーに関わる人々は、ゲームに対する情熱的な熱意を持っている。ラグビーは、興奮を呼び、愛着を誘い、グローバルなラグビーファミリーへの帰属意識を生む。

【結束 SOLIDARITY】
ラグビーは、生涯続く友情、絆、チームワーク、そして、文化的、地理的、政治的、宗教的な相違を超えた忠誠心へとつながる一体的な精神をもたらす。

【規律 DISCIPLINE】
規律とはフィールドの内外においてゲームに不可欠なものであり、競技規則、競技に関する規定、そして、ラグビーのコアバリューを順守することによって表現される。

【尊重 RESPECT】
チームメイト、相手、マッチオフィシャル、そして、ゲームに参加する人を尊重することは、最も重要である。

 『WORLD IN UNION』にはこれらの思いが込められています。
 ステキな歌です。日本中に、世界中にもっともっと広まって欲しい。

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