国内 2019.08.21

今年は4校、「ひるがの」で切磋琢磨

今年は4校、「ひるがの」で切磋琢磨
強豪校のコーチたちが一堂に。撮影は珍しい(?)合同ショット

 愛知県内や近郊のチームにとって「近くて涼しい!」と人気のプチ合宿地がある。

所は岐阜県郡上市高鷲町。今年も「ひるがの高原」にて、中部大学春日丘を中心として強化合宿が行われた。

集まったのは、春日丘、大阪桐蔭、石見智翠館、そして今年は関西学院。

8月6日から8日、指導者を含め合計300人あまりによる2泊3日の強化合宿が行われた。2020年東京オリンピックにて、コロン ビアとマダガスカルのホストタウンに登録のある岐阜県郡上市は、2018年3月に高鷲叺(かます)高原スポーツ広場にクラブハウスを完成。今年は上中下段と3面あるグラウンドのひとつを人工芝化するなど、夏の涼しさを利用したスポーツ合宿の誘致を積極的に支援している。

さらに地理的には、中国地方、関西地方から、菅平高原の往復の通り道であることもあって、今年も4校強化合宿が実現した。FW、BKに分かれてのユニット練習や、ミニゲームなど熱い3日間になった。

 想像を超えた食事量に炊飯器の稼働が追いつかなかった昨年の反省をいかし、今年は十分な食事でお腹も満たされ、しあわせな横顔の選手たち。チームの垣根を越えて交流を深めながら、菅平に向け元気に出発していった。

 秋には、高鷲叺高原スポーツ広場の人工芝完成記念試合も予定されている。(清水良枝)

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