ワールドカップ 2019.08.20

日本代表合宿では熾烈なバトル。松島幸太朗は「いいメンタル」で日々を過ごす。

[ 向 風見也 ]
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日本代表合宿では熾烈なバトル。松島幸太朗は「いいメンタル」で日々を過ごす。
ワールドカップ開幕まであと1か月。網走合宿でさらなる進化を目指す松島幸太朗(撮影:向 風見也)

 ラグビー日本代表は8月18日、北海道・網走入り。ワールドカップ日本大会の登録メンバー決定前最後のキャンプを、19日に本格始動させた(~28日)。

 20日は午前、午後と2部構成のトレーニングを実施。特に防御の組織を確認した実戦形式の練習、FWのスクラムセッションでは、激しいつば競り合いが繰り広げられた。ワールドカップのメンバー31名は、いま網走にいる41名のなかから選ばれる見通しだ。

「メンバーが絞られる前の最後のアピールの場なので、皆必死にやっていると思います。自分もひとつひとつの練習からアピールしていこうかと思います」

 落ち着いた口ぶりでこう語るのは、松島幸太朗。身長178センチ、体重87キロのランナーだ。歴史的3勝を挙げながら決勝トーナメント進出を逃した前回のイングランド大会にも出場しており、26歳で迎える日本大会では主軸の1人と見なされる。

 7月下旬からのパシフィック・ネーションズカップ(PNC)ではフィジー代表、トンガ代表、アメリカ代表を下し優勝。松島は本職のFBと違うWTBとして、持ち前のラン、キックの捕球技術を披露した。

「各ポジションでハイレベルなものを求められているなか、WTBで結果を出しているのはいいことです」

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