海外
2019.07.02
クルセイダーズのクロッティとバレットが骨折で決勝欠場 W杯へも不安
スーパーラグビーで3年連続10回目の優勝に王手をかけたクルセイダーズだが、ニュージーランド代表でもあるCTBライアン・クロッティとLOスコット・バレットが骨折により、今週土曜日におこなわれるジャガーズ(アルゼンチン)との決勝を欠場することが明らかになった。
クルセイダーズは7月2日、先週の準決勝で手を負傷した両選手は骨折していたことがわかったと発表。クロッティは親指を骨折して試合翌日の6月30日に手術を受け、プレーを再開できるまで最大8週間かかる見通しだという。バレット兄弟の三男であるスコットは、人差し指の付け根を骨折し、全治5~6週間と見られている。
両選手とも、9月20日~11月2日にかけて日本で開催されるラグビーワールドカップで史上初の3連覇を狙うニュージーランド代表“オールブラックス”に欠かせない選手でもあり、回復が待たれる。
ミッドフィールドのキーマンであるクロッティは、7月20日~8月10日に開催されるラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)は欠場が濃厚。オールブラックスにとってワールドカップ前最後のウォームアップゲームは9月7日のトンガ戦で、ワールドカップの初戦は9月21日に横浜国際総合競技場で南アフリカと激突する。