国内 2019.06.23

新人もベテランも躍動! トップリーグカップ開幕で神戸製鋼、ヤマハ、ドコモなどが白星発進

[ 編集部 ]
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新人もベテランも躍動! トップリーグカップ開幕で神戸製鋼、ヤマハ、ドコモなどが白星発進
明治大を卒業してヤマハに加入した期待の新人、舟橋諒将(撮影:阿部典子)

 「ジャパンラグビー トップリーグカップ」が6月22日に開幕した。2019年大会は、トップリーグとトップチャレンジリーグのチームが参加する初の合同大会(部員の不祥事があったトヨタ自動車ヴェルブリッツが出場辞退のため、計23チーム参加)。4組に分かれて1回戦総当たりのプール戦をおこない、各プールの1位がノックアウトステージに進んでカップ優勝を争う。開催期間は6月22日~8月10日。

 7月下旬からのパシフィック・ネーションズカップや、9月20日開幕のワールドカップを控える日本代表選手は不在で、トップリーグのレギュラーシーズンはワールドカップ後の来年1月に開幕予定のため、新加入が決まっている海外の大物選手などもまだ合流していないチームもあるが、出場する選手たちにとってはそれぞれの目標に向けてアピール、チャレンジできる大会であり、熱いプレーが期待される。

NTTドコモに今季加入した元スコットランド代表のルーク・ハミルトン(撮影:毛受亮介)

 北海道ではヤマハ発動機ジュビロが九州電力キューデンヴォルテクスを62-12と圧倒。札幌山の手高校から明治大学に進み、今年ヤマハに新加入したルーキーのLO舟橋諒将が先制トライを挙げるなど活躍し、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
 トップイーストリーグDiv.1からトップチャレンジリーグに初昇格した清水建設ブルーシャークスは、国内トップクラスの強豪であるサントリーサンゴリアスに挑んだが、5-88と完敗した。
 2季ぶりに日本最高峰のトップリーグに復帰したNTTドコモレッドハリケーンズは、同リーグの宗像サニックスブルースに33-5で快勝している。
 昨シーズンの日本一である神戸製鋼コベルコスティーラーズは近鉄ライナーズを22-14で下した。敗れた近鉄だが、新加入の36歳、正面健司が背番号10をつけて古巣相手に奮闘し、カップ戦だけでなく、トップリーグ再昇格へ向けても楽しみな2019-2020シーズンになりそうだ。

昨季まで10年在籍した古巣の神戸製鋼相手に奮闘。タックルする近鉄の正面健司(撮影:榎本芳夫)

 その他の結果は以下のとおり

<トップリーグカップ2019 プール戦 第1節>

【6月22日】

・ヤマハ発動機ジュビロ 〇62-12● 九州電力キューデンヴォルテクス
・栗田工業ウォーターガッシュ ●3-33〇 Honda HEAT
・パナソニック ワイルドナイツ 〇31-29● 日野レッドドルフィンズ
・NECグリーンロケッツ 〇43-12● マツダブルーズーマーズ
・サントリーサンゴリアス 〇88-5● 清水建設ブルーシャークス
・クボタスピアーズ 〇43-7● コカ・コーラレッドスパークス
・豊田自動織機シャトルズ ●14-36〇 リコーブラックラムズ
・NTTドコモレッドハリケーンズ 〇33-5● 宗像サニックスブルース
・神戸製鋼コベルコスティーラーズ 〇22-14● 近鉄ライナーズ

【6月23日】

・釜石シーウェイブス vs キヤノンイーグルス
・NTTコミュニケーションズシャイニングアークス vs 東芝ブレイブルーパス

※ 23日に開催予定だったトヨタ自動車ヴェルブリッツ vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ戦は中止となり、三菱重工相模原は不戦勝で勝点5が与えられる。

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