ワールドカップ
2019.06.14
ラグビーワールドカップのチケット不正転売に関する違反者、書類送検。
【キーワード】チケット, ラグビーワールドカップ2019日本大会
転売を意図してラグビーワールドカップ2019日本大会のチケットを購入した不正取得者が、「電子計算機使用詐欺」などの容疑で書類送検されたことが明らかになった。奈良県警察より報告を受けた同大会の組織委員会が注意喚起の目的で、奈良県警承諾のもと6月14日に公表した。
なお、本件の対象行為は2018年4月におこなわれたものであり、2019年6月14日から施行された「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」(略称:チケット不正転売禁止法)にかかる事案ではないという。
ラグビーワールドカップ2019組織委員会は、「これまで大会公式ウェブサイトや公式SNSを通じて、チケット不正転売防止の啓蒙活動を続けてきたにもかかわらず、今回、不正転売を意図した書類送検の事案が発生したことを、非常に残念に思います。当組織委員会は、今後同様の事案が発生しないよう、非公式な二次流通サイトに対し、引き続き強く出品取り消しを求めてまいるとともに、チケット購入をされた皆様及びチケット購入を希望されている皆様には、正しい情報を提供するよう努めてまいります。皆様には、引き続き、大会のチケットは、ラグビーワールドカップ2019公式チケットサイトを通じてご購入いただけますようお願い申し上げます」とコメントした。
※ ラグビーワールドカップ2019日本大会のチケットは、チケット規約に定められる通り、以下の行為を禁止しており、不正が判明した場合は、当該チケットが無効となりますのでご注意ください。
(1)転売目的での購入
(2)組織委員会が認める販売ルート以外での購入
(3)組織委員会が認める方法以外での再販や譲渡