南ア代表ディアレンデのパナソニック入り決定! SR最多出場の元NZ代表クロケットも
ジャパンラグビートップリーグで4季ぶりの優勝を目指すパナソニック ワイルドナイツは5月24日、南アフリカ代表として37キャップを持つCTBダミアン・ディアレンデなど8選手の2019年度新加入を発表した。
ディアレンデはかつて近鉄ライナーズでプレーしたことがあり、二度目のジャパンラグビー参戦となる。現在27歳で、今年のワールドカップ出場も期待されるディアレンデは、「パナソニック ワイルドナイツに加入することに興奮しています。サポーターの皆さん、ステークホルダーの皆さん、そしてチームメイトに誇りに思ってもらえるような忠誠心を持ち、誠実な選手として成功できるように頑張ります」とコメントした。
パナソニックに加わる新たな世界的ビッグネームはもうひとり。ニュージーランド代表として71キャップを重ね2015年のワールドカップ優勝に貢献し、クルセイダーズに13年在籍して前人未到のスーパーラグビー200試合出場を達成したPRワイアット・クロケットも野武士軍団の一員となる。今年のワールドカップ後にワイルドナイツ入りが決まっているLOサム・ホワイトロックとは、クルセイダーズとニュージーランド代表で長年一緒にプレーしてきた仲だ。
経験豊富な36歳のクロケットは、「パナソニック ワイルドナイツという日本ラグビー界で誇れる歴史を持つチームでプレーできることを楽しみにしています。パナソニックを代表してプレーできることは大きな栄誉であり、太田に行って、練習、試合をすることが待ち遠しいです。また、私の経験をパナソニックの次世代の選手たちと分かち合うことも楽しみにしています」と新たなチャレンジに燃えている。
そして、ニュージーランドのクルセイダーズやハイランダーズ、フランスのモンペリエやポーでプレー経験があるPRクリス・キング(38歳)もワイルドナイツフロントローの層を厚くするだろう。
FW2列と3列でプレーできる元U20アイルランド代表のハリソン・ブリュワー(24歳)は昨季、NTTドコモレッドハリケーンズに在籍していた選手で、「ワイルドナイツと契約できたことを栄誉に思います。私にとって日本での2年目のシーズンとなります。私は、このトップクラスの選手、コーチ、スタッフのいるチームでプレーすることに興奮しています。そして、この素晴らしいチームとともに、これから始まるカップ戦そしてトップリーグでの成功と優勝カップをつかむことを心から信じています」と意気込む。
ハーフバックスには、SHとSOでプレーできる元U20オーストラリア代表のセオ・ストラング(22歳)が加わり、ウェリントンに在籍していたニュージーランド出身のSHシェリダン・ランギフナ(25歳)と切磋琢磨する。
そして、ニュージーランドの名門・カンタベリーでプレーしていたフィジアンのCTB/WTBフィリモニ・ワンカイナベテ(22歳)、ブランビーズの選手としてスーパーラグビー出場の経験がある元U20オーストラリア代表のWTBジェームズ・ダーガビル(27歳)もワイルドナイツの一員となる。