国内 2019.03.28

向井氏が5年ぶりにレッドスパークス復帰! 監督就任で「九州から新しい風を巻き起こしたい」

[ 編集部 ]
向井氏が5年ぶりにレッドスパークス復帰! 監督就任で「九州から新しい風を巻き起こしたい」
向井監督(写真提供:コカ・コーラレッドスパークス)

 トップリーグ再昇格を目指すコカ・コーラレッドスパークスは3月28日、新監督に、かつて同チームを指揮したことがある元日本代表監督の向井昭吾氏(57歳)が就任すると発表した。レッドスパークスに復帰するのは5年ぶり。

 向井氏は、日本代表のフルバックとして13キャップを獲得し、1987年のワールドカップにも出場したことがある。
 選手引退後は指導者となり、所属していた東芝府中の監督として日本選手権3連覇(1996~98年度)を達成。2001年からは日本代表の監督を務めて2003年ワールドカップでも指揮した。そして、同ワールドカップ後に日本代表監督を退任し、2004年にコカ・コーラウエストジャパン(現 コカ・コーラ ボトラーズジャパン)の監督に就任。2年目の2005-2006シーズンにトップリーグ初昇格を決め、2009年度にはチーム史上最高成績となるトップリーグ8位に導いた。2012年度はGM兼総監督、2013年度からはGMとして関わっていたが、2014年度シーズン後にチームを離れていた。

 向井体制だった2011年度にトップリーグ最下位で自動降格となり、その後、再び日本最高峰リーグに戻ったレッドスパークスだが、指揮官が変わっても苦しい戦いは続き、2018年度の入替戦でNTTドコモレッドハリケーンズに敗れ、7季ぶりの降格が決まった。

 レッドスパークス再建を任された向井氏は、「5年ぶりのチーム復帰となります。今年は、ワールドカップ日本大会、来年には東京オリンピックもあり、大きなイベントが続きますが、その熱に負けないよう、九州から新しい風を巻き起こしたいと思います。また最短でトップリーグに復帰したいと思います」とコメントした。

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