海外
2019.03.16
サンウルブズ16点リードから逆転負け… レッズが秩父宮でリベンジ
サンウルブズは後半、新メンバーとなったNO8アマナキ・レレイ・マフィなどを次々と投入してエナジーを追加する。
だが、先に勢いをつけたのは16点を追うレッズで、59分にパワープレーで得点すると、61分にも連続攻撃をPRハリー・フーパートがフィニッシュし、キックも決まって2点差となった。流れを変えたレッズは66分にもゴールに迫り、オーストラリア代表でもあるHOブランドン・パエンガ=アモサが突っ込んで逆転トライを挙げた。
「スタートがスローなのがうちの悪いくせ。今日もサンウルブズにエナジーを発揮させてしまい、受身に回った。後半は特に自分たちのフィジカリティを出せたのが良かった。(若い選手が多い)このメンバーで16点差から生き返ったことが素晴らしい」(レッズ:サム・ケレヴィ主将)
リスタートのキックオフでレッズに連係ミスがあり、敵陣深くに入ったサンウルブズはラインアウトからの攻撃でゴールに迫り、交代で入ったばかりのSH内田啓介が間隙を突いてインゴールに押さえ、同点。SOパーカーがコンバージョンを決め、再びリードした。
パーカーは73分にもPGで加点し、5点差となる。
しかし75分、自陣深くで内田がキックをチャージされ、相手SHテイト・マクダーモットがトライを挙げ同点とした。
そして、課題となっていた規律は前節から改善されていたサンウルブズだが、78分に自陣で痛恨の反則を犯し、レッズのFBハミッシュ・スチュワートがPGを決め、これが決勝点となった。